海上保安庁、米・中・韓・露との多目的訓練に参加 「やしま」を派遣

海上保安庁、米・中・韓・露との多目的訓練に参加 「やしま」を派遣

海上保安庁は2018年6月4日(月)から6月8日(金)まで、みずほ型巡視船「やしま(PLH22)」を韓国・釜山に派遣します。期間中釜山沖で実施される、北太平洋海上保安フォーラム多目的訓練に参加し、テロ容疑船の捕捉・制圧訓練などを行います。訓練は、釜山沖を航行中の国際旅客船がシージャックや船舶火災が発生した想定で実施されます。

北太平洋海上保安フォーラムは、北太平洋地域の日本、カナダ、中国、韓国、ロシア、アメリカの6カ国から、海上保安機関の代表が集まり、北太平洋の海上の安全、セキュリティの確保、海洋環境の保全などを目的とする各国間の連携、協力を協議しています。2006年から多国間の多目的訓練を実施しており、年1回、フォーラム参加機関が持ち回りで訓練を開催、2018年は11回目で韓国による開催となります。

今回は日本の海上保安庁、アメリカ沿岸警備隊、中国海警局、韓国海洋警察庁、ロシア国境警備局が参加します。なお、6月4日(月)15時からは、巡視船「やしま」の出港式が行われます。「やしま」には、ヘリコプターが2機搭載でき、機体記号(レジ)「JA6795」「JA908A」のベル412EPが搭載されています。詳しくは、海上保安庁のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/06/04 〜 2018/06/08
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