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ANAホールディングス、PDエアロスペースに追加出資
ANAホールディングスは2018年5月31日(木)付で、PDエアロスペースに追加出資を行いました。追加出資額は2億円で、第三者割当増資による発行株式を引き受け、2016年10月に出資した2,040万円を加え、2億2,040万円となります。
ANAホールディングスは出資に加え、社員を1名派遣し、開発を支援します。PDエアロスペースは、新たに調達した資金をもとに、愛知県碧南市のR&Dセンターを8倍の敷地に移転するほか、エンジニアなど新メンバーを追加し、2019年に日本初となる「無人宇宙航空機による宇宙空間まで到達した後の帰還」をめざし、新型エンジンと機体を開発します。
PDエアロスペースは増資で無人機の電動モータファンと搭載した「X05」で飛行特性を確認、音速試験用の「X06」はジェットエンジン2基、さらにパルスデトネーションエンジンを2基搭載し、高度100キロメートル到達用の「X07」と開発します。「X07」は8メートル大を計画しています。
今回の出資では、前回も出資したエイチ・アイ・エスに加え、ハウステンボス、みずほキャピタルが運営する「みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合」、オプティマ・ベンチャーズも出資しています。
ANAホールディングスは、2018-2022年度のグループ中期経営戦略で、「Society 5.0」の実現に向けた取り組みの1つとして、宇宙旅行や高速輸送などの新たな市場と需要の創出を目指しています。詳しくは、ANAホールディングスのウェブサイトを参照ください。
