護衛艦「うみぎり」、5月24日に北朝鮮関連船舶の洋上積替えを確認

護衛艦「うみぎり」、5月24日に北朝鮮関連船舶の洋上積替えを確認

ニュース画像 1枚目:「SAM JONG 2号」と「MYONG RYU 1」が横付け
© 防衛省
「SAM JONG 2号」と「MYONG RYU 1」が横付け

海上自衛隊第12護衛隊所属護衛艦「うみぎり(DD-158)」は2018年5月24日(木)、北朝鮮船籍タンカー「SAM JONG 2号」と「MYONG RYU 1」と表示がある船籍不明の小型船舶が、東シナ海の公海上で横付けしていることを確認、速やかに関係省庁と情報を共有しました。「うみぎり」にはSH-60Jヘリコプターが1機、搭載されています。

この2隻は、接舷した上で蛇管を接続していたことから、何らかの作業に従事していた可能性があり、日本政府は総合的に判断した結果、国連安保理決議で禁止されている積替え、いわゆる「瀬取り」を実施していたことが強く疑われると判断しています。なお、北朝鮮船籍タンカー「SAM JONG 2号」は、2018年3月に国連安保理北朝鮮制裁委員会から資産凍結・入港禁止の対象に指定された船舶です。

外務省は同日、洋上で物資の積替え疑いのある事案として、国連安保理北朝鮮制裁委員会に通報、関係国と情報共有しています。詳しくは、防衛省のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/05/24
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