ルクセンブルクの航空機リース・MRO会社ヴァル・エアは2018年6月12日(火)、トルコのオヌール・エアにA321をリースしたと発表しました。リースした機材は、機体記号(レジ)「TC-OEC」「TC-OEB」「TC-OBJ」の3機で、それぞれ製造番号(msn)は「974」「968」「835」です。
「TC-OEC」はリース期間が18カ月間で5月に納入、「TC-OEB」は6月に納入されています。この2機はいずれも航空機リース会社のエアキャップから購入、うち「TC-OEC」はエンジン付きで、「TC-OEB」は機体のみのリースです。「TC-OBJ」は、アヴィエーション・キャピタルから購入、オヌール・エアへリースします。
オヌール・エアは、特にトルコの観光産業が徐々に回復する中で機体の拡大などに関心が高く、全体的なコストを抑えつつ、供給量を最適化できるようヴァル・エアは支援する考えです。
なお、「TC-OEC」の「974」はリース終了後、A321-200の旅客機から貨物機への改修プログラム(P2F)に提供される予定で、 ヴァル・エアはリース資産の有効活用に取り組みます。