ボーイング、737MAXで採用するデザインの変更を決定

ボーイング、737MAXで採用するデザインの変更を決定

ボーイングは737MAXの仕様をアップデートしました。

決定したのは機体後部の空力を改善するデザインを採用し、機体後部の抵抗が抑えられ、性能が高まります。これまでボーイングでは風洞実験を行い、改良を予定していた点を決定しました。

LEAP-1Bエンジンの取り付けは、787型の主翼へのエンジン取り付けと同じく主翼と統合した形としました。一方でエンジン部の重量が重くなるため、ノーズ・ギアを8センチ延長、ランディング・ギアを強化。その主脚の開閉ドア部も全長にあわせて変更されます。また、フライ・バイ・ワイヤのスポイラーを採用し、機体重量を軽減、フライト・コントロールでも改良を加えます。

737MAXの開発は2017年の運航に向けて計画通りに進んでいるとボーイングではコメント。737MAXでは現行の737次世代(NG)シリーズと比べ10%から12%の燃費改善、さらにエアバスが開発中のA320neoと比べても1席あたり7%の運航コスト低減につながるとアピールしています。

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