ビスタラ、A320neoファミリーと787-9を確定発注 総額31億ドル

ビスタラ、A320neoファミリーと787-9を確定発注 総額31億ドル

インドのビスタラは2018年7月11日(水)、新機材の発注を発表しました。A320neoファミリーが13機、787-9が6機で、カタログ価格で31億ドル相当です。

エアバスとは覚書を締結し、A320neoとA321neoの13機を確定発注しており、A320neoファミリーは7機のオプションが含まれています。これに加え、A320neoファミリーを新たに37機をリースする契約も締結しています。この契約で計50機のA320neoファミリーを加えます。

このA320neoファミリーには、LEAP 1Aエンジンを搭載します。納入時期は2019年から2023年で、主にインド国内線の主要幹線に投入され、一部機材を2018年末までに発表する国際線にも投入する計画です。

ボーイングとの契約は、787-9の6機分が確定、さらに4機のオプションを覚書で締結しました。納入時期は2020年から2021年で、中距離、長距離国際線に使用する計画です。

ビスタラは今回の発注について、インド国内線が急速に成長し、特にこの10年の旅客数は倍増していることから、増機により積極的に国内、国際線の拡張に取り組む方針です。また、今回の発注はインドの航空機産業の発展にも重要であると同時に、旅客により多くの選択肢を提供する機会につながるとコメントしています。

現在、ビスタラはA320ceoを13機、A320neoを8機、計21機体制で、22地点を週800便超で運航しています。

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