シンガポール航空は、A350-900ULRを2018年後半に受領する予定で、この機材を活用し、シンガポール/ロサンゼルス線の直行便を開設します。運航開始は、11月2日(金)です。
この直行便は順次、便数を増加する計画で、当初は週3便、11月9日(金)からデイリー運航、12月7日(金)からSQ36、SQ35便の週3便を加え、計週10便で運航します。この直行便の開設に伴い、シンガポール/ソウル・仁川/ロサンゼルス線は11月30日で運休します。また、シンガポール/成田/ロサンゼルス線の経由便はこれまで通りデイリー運航を継続し、シンガポール/ロサンゼルス間は週17便で結ばれます。
シンガポール航空はA350-900ULRを運航する世界初の航空会社で、エアバスに7機を発注済みです。この超長距離機は、2クラス仕様でビジネスクラスが67席、プレミアムエコノミーが94席の構成です。現在、シンガポール航空が運航するA350-900は、ビジネスクラスが42席、プレミアムエコノミーが24席、エコノミー187席の3クラス仕様で、A350-900ULRが投入される超長距離路線を快適に過ごせる座席仕様となります。
シンガポール航空はA350-900ULRを9月に受領する予定で、10月にはシンガポール/ニューアーク線で世界最長路線を復活させる計画です。
■シンガポール/ロサンゼルス線直行便 SQ38 シンガポール 20:45 / ロサンゼルス 19:55 SQ37 ロサンゼルス 22:25 / シンガポール 08:15(+2) SQ36 シンガポール 08:20 / ロサンゼルス 07:30(水、金、日) SQ35 ロサンゼルス 09:15 / シンガポール 19:05(+1) (水、金、日)