ユーロコプター、インドネシア空軍向けEC725クーガー6機を受注

ユーロコプター、インドネシア空軍向けEC725クーガー6機を受注

ユーロコプターは2012年4月5日、インドネシアン・エアロスペース(IAe:PT Dirgantara Indonesia)と、EC725クーガー6機の契約をジャカルタで調印したと発表しました。6機のEC725はインドネシア空軍が戦闘捜索・救難に使用するもので、IAeが仕様を変更して空軍へ納入します。

インドネシア空軍は、11トンクラスの多目的ヘリコプターEC725を戦闘捜索・救難機として2011年に選定し、3月12日にIAeに発注していました。ユーロコプターは2014年からこれらをジャワ島バンドンにあるIAeの工場へ船積みで出荷し、そこでインドネシア空軍仕様に改造して納入します。

インドネシア空軍はこれまでもSA330ピューマやAS332シュペル・ピューマを使用し、インドネシアン・エアロスペースも2008年以降、EC225/EC725のテールブームとエアフレームの組み立てを受注してきました。今回の契約で、これらの良好な関係がさらに前進したとしています。

民間型のEC225と軍用型のEC725は、4軸デジタル制御のオートパイロットを備えた25人乗りの双発ヘリコプターで、海底油田開発支援や戦闘捜索・救難などの用途に使用されています。

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