ルフトハンザ、初の女性副操縦士のフライトから30年 現在は7%に

ルフトハンザ、初の女性副操縦士のフライトから30年 現在は7%に

ニュース画像 1枚目:ルフトハンザ 女性パイロット イメージ
© ルフトハンザ グループ
ルフトハンザ 女性パイロット イメージ

ルフトハンザ・ドイツ航空は2018年8月、初の女性副操縦士によるフライトから30年を迎えたと発表しました。ルフトハンザ初の女性副操縦士として1988年8月23日、ニコラ・リシー(旧姓ルーネマン)とエヴィ・ヘッツマンセーデル(旧姓ラウスマン)の2人が飛び立ちました。その後、リシーは2000年1月31日に女性初の機長に就任、翌2月にヘッツマンセーデルも機長に昇格しました。

2人はブレーメンの商業パイロットスクールでのジュニアアビエイター・トレーニングコースを修了し、1988年8月にカナダ・モントリオールで737の飛行訓練を終了し、副操縦士席に座る前の数カ月間、通例に従いルフトハンザのヨーロッパ路線で航空機関士としてインストラクター、審査官のチェックパイロットと共に飛行しました。

ルフトハンザ・グループは現在、男女合わせて1万人以上のパイロットが勤務しており、このうちコクピットクルーの女性が占める割合はグループ全体で約6%、ルフトハンザは7%です。ルフトハンザの人事分野の目標としても、女性パイロットを増やすことが掲げられています。

パイロットを養成するヨーロピアンフライトアカデミーは現在、トレーニングコースに在籍する訓練生の15%を女性が占めており、女性の追加志願者を積極的に募集しています。近日中、女性に焦点をあてた広告キャンペーンを展開する計画もあります。

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