ベトナム航空、2018年上半期に8,240万ドル 乗客数は4%増

ベトナム航空、2018年上半期に8,240万ドル 乗客数は4%増

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ベトナム航空はこのほど、2018年上半期に8,240万ドルの連結利益を達成したと公表しました。航空輸送市場の停滞、燃料価格が1バレルあたり平均82ドルまで上昇する環境の中、ベトナム航空は旅客・貨物とも運航柔軟性を向上させ、優れた業績を維持できたと評しています。

ベトナム航空全体の連結収益は21億ドル、単体収益は約16億ドルで、単体の税引前利益は5,780万ドルで、計画値の2倍以上を示しています。

上半期は72,800便を運航し、定時運航率は90%で、乗客数は前年比4%増の1,370万人でした。輸送貨物は8.5%増の16.7万トンで、国内外の市場とも目標のほぼ100%を達成しています。

ベトナム航空は5月に国の増資株の購入権の競売を完了しているほか、戦略パートナーのANAホールディングスと年初から協力を強化、これを継続しています。

また、人員数を押さえ生産性の向上、人事の再編を進めています。6月末現在、従業員数は6,685人で目標を3%上回り、2017年同期比で2%減です。一方、従業員の福利厚生は2012年から2018年の間で年平均8.8%改善し、この期間の給与改革計画を完了しています。

ベトナム航空は2018年後半、燃料節約と技術力を向上させる解決策の適用に取り組みます。また、旅客需要の高まりに対応するため、7月から12月にかけてハノイとヴィン、ディエンビエン、ドンホイ間と、ハノイ、コンダオ、ホーチミン間など、ATR72で短距離のローカル路線を運航する実現可能性を調査します。

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