北海道・安平町で震度6強、新千歳発着便などで運航見あわせ 自衛隊も対応

北海道・安平町で震度6強、新千歳発着便などで運航見あわせ 自衛隊も対応

北海道胆振地方中東部を中心とした地震が2018年9月6日(木)に発生、胆振管内安平町で震度6強を観測しました。JR北海道は札幌駅を含め全線で始発から運行を見あわせ、新千歳空港を含む千歳市は震度6弱を記録し、航空会社は運航を見あわせています。

日本航空(JAL)は新千歳空港発着の一部運航便で欠航を決定しているほか、全日空(ANA)も同様に北海道内の路線などを中心に欠航しています。この地震により、北海道内の空港を発着する便に遅延や欠航など運航への影響が発生しています。新千歳空港は滑走路に異常は見られなかったものの、旅客ターミナルで被害があり、安全が確認できるまでは運航に至らないと見られます。

なお、地震に伴う被害状況については、政府が確認中で、自衛隊が対応にあたっています。首相官邸に対策室が設けられ、北海道知事から災害派遣要請を受け、自衛隊の各部隊が対応するほか、警察、消防、海上保安庁なども北海道内だけでなく道外から応援も派遣される予定です。

自衛隊は3時25分に第3航空団のF-2が2機、三沢基地から離陸し情報収集にあたっているほか、丘珠駐屯地の第7飛行隊のUH-1と北部方面航空隊のUH-1映像伝送機、大湊の第25航空隊SH-60、八戸の第2航空群P-3C、千歳救難隊のUH-60がそれぞれ情報収集のため離陸しています。

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