宇宙航空研究開発機構(JAXA)とANAホールディングスは2018年9月6日(木)、「AVATAR X Program(アバターエックスプログラム)」を始動すると発表しました。
「AVATAR X」は、宇宙関連事業への参入を目指す企業や団体と、ANA・JAXAが連携し、AVATARを活用した宇宙関連事業の立ち上げを目指すプログラムです。このプログラムでは、2018年に各事業分野でのコミュニティ形成のためのコンソーシアムを発足し、革新的な技術や知見を持つ企業など、産官学各方面から広く会員を募集します。また、事業計画やロードマップの作成に着手するとしています。
2019年には、事業会社化を視野に入れながら、AVATAR技術を宇宙空間で活用する前段階として、地上でのAVATAR実証実験を開始します。その後、宇宙ステーションでのAVATAR実証実験を行い、各事業を立ち上げ、将来的には立ち上げた事業を月面や火星で展開することを想定しています。
なお、「AVATAR X」で事業化を目指す宇宙関連事業の例として、宇宙空間における建設事業、 宇宙ステーションや宇宙ホテルなどの保守・運用事業、 宇宙空間におけるエンターテインメントなどがあります。
詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。