航空会社 ニュージーランド航空
- 国
- ニュージーランド
- IATA | ICAO
- NZ | ANZ
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.40 [238件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
ニュージーランド航空が成田T1に移った日
- 口コミ投稿者
- エディさん
搭乗写真
総評
2012年3月までニュージーランド航空は成田空港でターミナル2を使っていました。航空業界のアライアンス化が進む前の提携関係の名残です。
私がNZに移住したころはNZとJALでコードシェアしていたんだけど,しばらくしてコードシェア先をANAに移行させ,成田のターミナル1に引っ越しました。
これはNZが成田ターミナル1に移った日のフライトの記録です。
【機内食・ドリンク】
オークランド発が午前9時30分前であれば機内食は朝食&夕食ですが,9時30分を過ぎると機内食は昼食&夕食となり,両方ともフルサイズのミールが出てきます。
この日は3月末の世界一斉ダイヤ改正直後,なおかつニュージーランドが夏時間から冬時間に移行する直前という微妙なタイミングだったので(南半球は4月から「冬」です),昼食&夕食となりました。
1食目は和食前菜セット,チキンのトマト風味。
2食目はエビの前菜セット,サーモンのカツレツ。
食べ飽きた朝食が出なかったのでホッとしました。NZの朝食は本当に変化がなくて食欲が湧きません。
じゃあそれ以外のメニューがおいしいか,といえば,ちょっと微妙ですが…
【座席(シート)】
この日のプレエコは満席。本当はビジネスにアップグレードをリクエストしていたんだけど失敗でした。ビジネスも満席。
当時のNZ B777-200のプレエコは3-3-3のエコノミー席のシートピッチを広げただけの手抜き仕様。私は中央ブロック通路側で,普段は余程のことがない限り中央ブロックの中央席は空席扱いだったのに,この日はアングロサクソンのお兄さんが座ってきました。
このお兄さん,何だか知らんがやたらとNZのフライトアテンダントと親しげに会話する。「この席が空いていて良かったよ」などと言うし,なんかワケありの人らしい。
話を聞いてみると,日本の星のマークの中堅エアラインS社のパイロットでした。
「えっ,S社のパイロットってプレエコで日本往復するの?」
「いや,さすがに普段はビジネスだよ。俺はいつも2週間はニュージーランドで休暇,2週間は日本で勤務(しかもその間,休みは1日だけ)というローテーションの生活で,本当はあと2日休みだったのに,会社から急に日本に来るように言われたんだ。そしたらビジネスは満席で,このプレエコの席しか空いていなかったんだ…きょうからNZはANAとコードシェア変更だろ。だからビジネスクラスにはNZの役員がたくさん乗っているんだ。あそこに見えるの,あれNZの副社長だよ」
当時のNZプレエコはビジネスとの境界線にカーテンなど掛けられていなかったので,ビジネスの様子は丸見えなのです。
「なるほど,それで今日のフライトは満席なのか…ところでライセンスはB737?」
「そうだよ,昔はB767もあったけれど.俺はロングホールは好きじゃないんだ。ショートホールで離着陸が多い方がいいな」
「羽田と成田って,どっちが使いやすいの?」
「そりゃ羽田だよ。あそこはタキシングウェイがまっすぐだし。成田はタキシングウェイが曲がりくねっていて,きょうはおそらく34Rに降りるだろうし,しかもこのフライトはターミナル1まで初めて行くし,パイロットが道に迷うかもね」
役員がたくさん乗り込むのに機材をサイズアップしないNZのシブチンには相変わらず呆れますが,彼との会話,機内のひまつぶしとしては最高のエンターティンメントでした。
【機内スタッフ】
ビジネスクラスを占拠してくつろいでいました。あれは別に機内スタッフではないのか。
【エンターティメント】
パイロット氏との会話があれば映画や音楽など不要。
【機材コンディション】
こういう時は機材をサイズアップしてくださいNZさん。
【空港サービス】
パイロット氏の言うとおり成田は34Rに降りましたが,さすがに成田T1までの道に迷うことはありませんでした。でもT1のゲートは端っこで,成田エクスプレスの乗り場まで遠い。
【総合評価】
個人的には,成田はT2のほうが好き
私がNZに移住したころはNZとJALでコードシェアしていたんだけど,しばらくしてコードシェア先をANAに移行させ,成田のターミナル1に引っ越しました。
これはNZが成田ターミナル1に移った日のフライトの記録です。
【機内食・ドリンク】
オークランド発が午前9時30分前であれば機内食は朝食&夕食ですが,9時30分を過ぎると機内食は昼食&夕食となり,両方ともフルサイズのミールが出てきます。
この日は3月末の世界一斉ダイヤ改正直後,なおかつニュージーランドが夏時間から冬時間に移行する直前という微妙なタイミングだったので(南半球は4月から「冬」です),昼食&夕食となりました。
1食目は和食前菜セット,チキンのトマト風味。
2食目はエビの前菜セット,サーモンのカツレツ。
食べ飽きた朝食が出なかったのでホッとしました。NZの朝食は本当に変化がなくて食欲が湧きません。
じゃあそれ以外のメニューがおいしいか,といえば,ちょっと微妙ですが…
【座席(シート)】
この日のプレエコは満席。本当はビジネスにアップグレードをリクエストしていたんだけど失敗でした。ビジネスも満席。
当時のNZ B777-200のプレエコは3-3-3のエコノミー席のシートピッチを広げただけの手抜き仕様。私は中央ブロック通路側で,普段は余程のことがない限り中央ブロックの中央席は空席扱いだったのに,この日はアングロサクソンのお兄さんが座ってきました。
このお兄さん,何だか知らんがやたらとNZのフライトアテンダントと親しげに会話する。「この席が空いていて良かったよ」などと言うし,なんかワケありの人らしい。
話を聞いてみると,日本の星のマークの中堅エアラインS社のパイロットでした。
「えっ,S社のパイロットってプレエコで日本往復するの?」
「いや,さすがに普段はビジネスだよ。俺はいつも2週間はニュージーランドで休暇,2週間は日本で勤務(しかもその間,休みは1日だけ)というローテーションの生活で,本当はあと2日休みだったのに,会社から急に日本に来るように言われたんだ。そしたらビジネスは満席で,このプレエコの席しか空いていなかったんだ…きょうからNZはANAとコードシェア変更だろ。だからビジネスクラスにはNZの役員がたくさん乗っているんだ。あそこに見えるの,あれNZの副社長だよ」
当時のNZプレエコはビジネスとの境界線にカーテンなど掛けられていなかったので,ビジネスの様子は丸見えなのです。
「なるほど,それで今日のフライトは満席なのか…ところでライセンスはB737?」
「そうだよ,昔はB767もあったけれど.俺はロングホールは好きじゃないんだ。ショートホールで離着陸が多い方がいいな」
「羽田と成田って,どっちが使いやすいの?」
「そりゃ羽田だよ。あそこはタキシングウェイがまっすぐだし。成田はタキシングウェイが曲がりくねっていて,きょうはおそらく34Rに降りるだろうし,しかもこのフライトはターミナル1まで初めて行くし,パイロットが道に迷うかもね」
役員がたくさん乗り込むのに機材をサイズアップしないNZのシブチンには相変わらず呆れますが,彼との会話,機内のひまつぶしとしては最高のエンターティンメントでした。
【機内スタッフ】
ビジネスクラスを占拠してくつろいでいました。あれは別に機内スタッフではないのか。
【エンターティメント】
パイロット氏との会話があれば映画や音楽など不要。
【機材コンディション】
こういう時は機材をサイズアップしてくださいNZさん。
【空港サービス】
パイロット氏の言うとおり成田は34Rに降りましたが,さすがに成田T1までの道に迷うことはありませんでした。でもT1のゲートは端っこで,成田エクスプレスの乗り場まで遠い。
【総合評価】
個人的には,成田はT2のほうが好き
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