搭乗レビュー
陸の孤島と化した成田から脱出 幻となった札幌行きをセントレア行きに
- 機内食・ドリンク
搭乗写真
総評
ヘルシンキから到着し、札幌行きに乗り継ぐべく国内線カウンターへ。そこそこの行列。この時点では札幌へ行けるものと思っていた。
国内線のサクララウンジが開いた後は、ずっと籠って出発の案内を待つ。ニュースを見ると成田が陸の孤島になっている状態がなんとなく伝わってくるが、ラウンジ内ではそんな雰囲気は微塵もない。
陽が傾いてきた頃に突然のアナウンス。夕方の国内連絡線は全滅の模様。払い戻しと移動費、宿泊費請求書を渡すのでラウンジで待機せよとのこと。慌てて近くのホテルを探すがなかなか空いていない。が、なんとか確保。これでひと安心か。
諸手続きを終え、ラウンジから外へ出るとすごい状況になっている。到着ロビーは身動きが取れぬほど人で埋まっている。JRも京成も高速バスも何一つ動いてないそうだ。まっ、こっちはホテルのシャトルがあるから大丈夫だ、と思ったらこれが甘かった。全然来ない。ようやくやってきたバスの運転手曰く「歩いた方が早いですよ、20分です。このバスだとホテルまで2時間かかるかもしれません」
そんなことはなかろうとバスに乗ったら、運転手の言うことはホントだった。公共交通機関がダメになった代わりに空港へやってきた自家用車が車道を埋めてしまい、全然進まなかった。どうにかこうにかホテルにたどり着き、長い一日がようやく終わった。空港内で過ごさずに済んだだけでも御の字と思うしかない。
翌日空港に向かうと前日の混乱が嘘かのように鎮まっていた。あちこちに散乱する寝袋がなければ何もなかったと思えるかもしれない。
成田を後にして羽田へ移動。札幌行きは諦めてセントレア行きに乗ることにした。
羽田は日常通りだった。出発までラウンジで過ごし、夕方の便に乗る。周りは非番の乗務員でいっぱいだ。昨日の成田の出来事など何もなかったような感じで搭乗、離陸と進んでいく。機内Wi-Fiで見ると成田発のセントレア便も今日はちゃんと飛んでいる。セントレアまで競争するように飛ぶのもいつもと同じだ。
一日違いで日常と極端な非日常を味わう。それにしても昨年は関空の連絡橋がやられて日にぶち当たり、今年は成田の非常事態に大当たり。これ以上のことに遭うのはご免こうむりたいところだな。
国内線のサクララウンジが開いた後は、ずっと籠って出発の案内を待つ。ニュースを見ると成田が陸の孤島になっている状態がなんとなく伝わってくるが、ラウンジ内ではそんな雰囲気は微塵もない。
陽が傾いてきた頃に突然のアナウンス。夕方の国内連絡線は全滅の模様。払い戻しと移動費、宿泊費請求書を渡すのでラウンジで待機せよとのこと。慌てて近くのホテルを探すがなかなか空いていない。が、なんとか確保。これでひと安心か。
諸手続きを終え、ラウンジから外へ出るとすごい状況になっている。到着ロビーは身動きが取れぬほど人で埋まっている。JRも京成も高速バスも何一つ動いてないそうだ。まっ、こっちはホテルのシャトルがあるから大丈夫だ、と思ったらこれが甘かった。全然来ない。ようやくやってきたバスの運転手曰く「歩いた方が早いですよ、20分です。このバスだとホテルまで2時間かかるかもしれません」
そんなことはなかろうとバスに乗ったら、運転手の言うことはホントだった。公共交通機関がダメになった代わりに空港へやってきた自家用車が車道を埋めてしまい、全然進まなかった。どうにかこうにかホテルにたどり着き、長い一日がようやく終わった。空港内で過ごさずに済んだだけでも御の字と思うしかない。
翌日空港に向かうと前日の混乱が嘘かのように鎮まっていた。あちこちに散乱する寝袋がなければ何もなかったと思えるかもしれない。
成田を後にして羽田へ移動。札幌行きは諦めてセントレア行きに乗ることにした。
羽田は日常通りだった。出発までラウンジで過ごし、夕方の便に乗る。周りは非番の乗務員でいっぱいだ。昨日の成田の出来事など何もなかったような感じで搭乗、離陸と進んでいく。機内Wi-Fiで見ると成田発のセントレア便も今日はちゃんと飛んでいる。セントレアまで競争するように飛ぶのもいつもと同じだ。
一日違いで日常と極端な非日常を味わう。それにしても昨年は関空の連絡橋がやられて日にぶち当たり、今年は成田の非常事態に大当たり。これ以上のことに遭うのはご免こうむりたいところだな。
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