搭乗レビュー
#592 (D153) LCC搭乗の際に機内食をオーダーされますか???
- 口コミ投稿者
- westtowerさん
搭乗写真
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総評
ジェットスター(グループ)は僕にとってどことなく親しみの湧くキャリアです。
その理由は、発祥の地オーストラリアで設立間もない2007年に搭乗経験があったこと。
#250 (I198) 本家本元 豪ジェットスター航空 初搭乗
そして、現在居を構える当地ベトナム本拠のジェットスター・パシフィックは身近な存在であるからです。
#544 (I393) ベトナムのJetstar★ は多少の忍耐が必要でした。
#545 (I394) ベトナムのJetstar★ 機内食 見比べ食べ比べ
そして今回、日本にてジェットスター・ジャパンへの搭乗機会を得ましたので、ご紹介させていただきます。
【チェックイン】
平日水曜日の午後にあっても成田空港Terminal 3はそこそこの賑わい、LCCが広く一般に浸透してきた証でしょう。そうは言っても自動チェックイン機は台数も多く順番待ちの列に並ぶには至りません。此度のフライトはベトナムで予約しましたが、e-ticketのバーコードを翳して認証が可能でした。ジェットスターグループ内でシステムは共通化されているようです。そんなことは当たり前、とお思いになるかもしれませんが、例えばエアアジア・グループでは予約に当たりグループ各社毎にwebsiteの機能に制限があったりなかったりしますので、そういう事例もあるとのご紹介まで、念のため。
【アライアンス】
無所属です。が、出資構成がカンタス航空と日本航空と言う事もあってか、予約ステータスによってはカンタス航空「カンタス・フリークエントフライヤー」および日本航空「JALマイレージバンク(JMB)」のマイル加算対象になります。
今回僕の搭乗ステータスは「Starter Plus」というものでしたが、マイル積算対象だったようです。ありがたや。
【ラウンジ】
無し。今回成田の第3ターミナル初利用につき搭乗まであちこち探検して過ごしました。
【搭乗機・機材コンディション】
JA19JJ A320-232
2014年09月 初飛行、同年10月 GK登録、機齢1.5歳、コンディション良好。
エンジンは2 x IAE V2527-A5
同エンジンを採用しているのは日本国内ではGKだけです。
乗り味の違いは特に感じず。
【機内概況・座席(シート)】
キャビンを仕切るパーテーションやカーテン、オーバーヘッドビン下部の帯がイメージカラーのオレンジ色に統一されているところが新鮮です。
シートは、バックレストの通常モニターがある部分がマガジンラックになっており、逆に足元(膝先)はスッキリした印象です。マガジンラックは樹脂製で伸縮性はないため、中型以上のカメラ等の機材は収納できないので注意です。
違和感があったのは、Safety Demonstrationが英語のアナウンスは無く日本語のみで行われていたことです。搭乗者は全員日本人で英語アナウンスの必要はないと判断されたのでしょうか。ルール上母国語に加え英語でのアナウンスは必須だと思っておりましたので、認識を改める機会となりました。
【客室乗務員】
GHスタッフも含めてですが、良い意味で中庸、悪い意味で無機質な印象でした。楽しい旅を演出しようと言うホスピタリティと気概は感じられず、でもそれをLCCに求めるのは酷でしょうね。
【機内食・ドリンク】
予約時のpre-orderでカツカレーを注文したのですが、これが酷い出来栄え。
カツは紙カツ級の薄さで味気なく肉はパサパサ、肝心のカレールーもご飯の量に対して圧倒的に不足しており、カレーライスではなくライスのカレー添え的な内容。極めつけは付け合わせのブロッコリーが過加熱で干からびていました(笑えないけど、笑)。
LCCの選択基準はそもそもコストが重視で機内食をオーダーしない方が大半だと思われますが、一事が万事、機内食ひとつにも配慮不足の企業体質が他のサービスの根底にも内在化しているのではないか...と利用者に見透かされなければ良いのですが。
こういう中途半端な機内食なら提供しない方が良いのではと思います。「当社はサービスは必要最低限、機内食の提供もありません。然しながら、安全運航と運賃は他社に絶対に負けません」こういう戦略もありかと思う一方で、機内食や内販も重要な収益源ということであれば、そのクオリティについても再考をお願いしたいところです。
【エンターティメント】
JETSTAR★ JAPAN MAGAZINE
【総評】
冒頭のコメント、「ジェットスター(グループ)は僕にとってどことなく親しみの湧くキャリア」だったので、今回の搭乗はあまり良い印象が残らず残念です。
余談を一つご紹介。新千歳降下中からお腹が痛くなり、降機時に機内のトイレを使用したいと申し出ると、断られはしなかったものの、CAさんから「お早めにお願いします」とピシャリと一言ありました。搭乗機も直ぐ折り返しが予定されているのでしょう。LCCのタイトな機材運用は理解しているつもりですが、体調不良の乗客に対してちょっと思いやりに欠ける対応だなと、感じました。
その理由は、発祥の地オーストラリアで設立間もない2007年に搭乗経験があったこと。
#250 (I198) 本家本元 豪ジェットスター航空 初搭乗
そして、現在居を構える当地ベトナム本拠のジェットスター・パシフィックは身近な存在であるからです。
#544 (I393) ベトナムのJetstar★ は多少の忍耐が必要でした。
#545 (I394) ベトナムのJetstar★ 機内食 見比べ食べ比べ
そして今回、日本にてジェットスター・ジャパンへの搭乗機会を得ましたので、ご紹介させていただきます。
【チェックイン】
平日水曜日の午後にあっても成田空港Terminal 3はそこそこの賑わい、LCCが広く一般に浸透してきた証でしょう。そうは言っても自動チェックイン機は台数も多く順番待ちの列に並ぶには至りません。此度のフライトはベトナムで予約しましたが、e-ticketのバーコードを翳して認証が可能でした。ジェットスターグループ内でシステムは共通化されているようです。そんなことは当たり前、とお思いになるかもしれませんが、例えばエアアジア・グループでは予約に当たりグループ各社毎にwebsiteの機能に制限があったりなかったりしますので、そういう事例もあるとのご紹介まで、念のため。
【アライアンス】
無所属です。が、出資構成がカンタス航空と日本航空と言う事もあってか、予約ステータスによってはカンタス航空「カンタス・フリークエントフライヤー」および日本航空「JALマイレージバンク(JMB)」のマイル加算対象になります。
今回僕の搭乗ステータスは「Starter Plus」というものでしたが、マイル積算対象だったようです。ありがたや。
【ラウンジ】
無し。今回成田の第3ターミナル初利用につき搭乗まであちこち探検して過ごしました。
【搭乗機・機材コンディション】
JA19JJ A320-232
2014年09月 初飛行、同年10月 GK登録、機齢1.5歳、コンディション良好。
エンジンは2 x IAE V2527-A5
同エンジンを採用しているのは日本国内ではGKだけです。
乗り味の違いは特に感じず。
【機内概況・座席(シート)】
キャビンを仕切るパーテーションやカーテン、オーバーヘッドビン下部の帯がイメージカラーのオレンジ色に統一されているところが新鮮です。
シートは、バックレストの通常モニターがある部分がマガジンラックになっており、逆に足元(膝先)はスッキリした印象です。マガジンラックは樹脂製で伸縮性はないため、中型以上のカメラ等の機材は収納できないので注意です。
違和感があったのは、Safety Demonstrationが英語のアナウンスは無く日本語のみで行われていたことです。搭乗者は全員日本人で英語アナウンスの必要はないと判断されたのでしょうか。ルール上母国語に加え英語でのアナウンスは必須だと思っておりましたので、認識を改める機会となりました。
【客室乗務員】
GHスタッフも含めてですが、良い意味で中庸、悪い意味で無機質な印象でした。楽しい旅を演出しようと言うホスピタリティと気概は感じられず、でもそれをLCCに求めるのは酷でしょうね。
【機内食・ドリンク】
予約時のpre-orderでカツカレーを注文したのですが、これが酷い出来栄え。
カツは紙カツ級の薄さで味気なく肉はパサパサ、肝心のカレールーもご飯の量に対して圧倒的に不足しており、カレーライスではなくライスのカレー添え的な内容。極めつけは付け合わせのブロッコリーが過加熱で干からびていました(笑えないけど、笑)。
LCCの選択基準はそもそもコストが重視で機内食をオーダーしない方が大半だと思われますが、一事が万事、機内食ひとつにも配慮不足の企業体質が他のサービスの根底にも内在化しているのではないか...と利用者に見透かされなければ良いのですが。
こういう中途半端な機内食なら提供しない方が良いのではと思います。「当社はサービスは必要最低限、機内食の提供もありません。然しながら、安全運航と運賃は他社に絶対に負けません」こういう戦略もありかと思う一方で、機内食や内販も重要な収益源ということであれば、そのクオリティについても再考をお願いしたいところです。
【エンターティメント】
JETSTAR★ JAPAN MAGAZINE
【総評】
冒頭のコメント、「ジェットスター(グループ)は僕にとってどことなく親しみの湧くキャリア」だったので、今回の搭乗はあまり良い印象が残らず残念です。
余談を一つご紹介。新千歳降下中からお腹が痛くなり、降機時に機内のトイレを使用したいと申し出ると、断られはしなかったものの、CAさんから「お早めにお願いします」とピシャリと一言ありました。搭乗機も直ぐ折り返しが予定されているのでしょう。LCCのタイトな機材運用は理解しているつもりですが、体調不良の乗客に対してちょっと思いやりに欠ける対応だなと、感じました。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 9F
- 搭乗クラス
- Y
- 区間マイル
- 490
- 出発予定時刻
- 16:55
- 搭乗時刻
- 16:34
- 出発時刻
- 16:57
- 到着予定時刻
- 18:40
- 到着時刻
- 18:46
- 予定飛行時間
- 1:45
- 出発空港 天気・気温
- ☁
- 出発ゲート・スポット
- 171
- 離陸滑走路
- 16R
- 離陸時刻
- 17:30
- 到着空港 天気・気温
- ☂
- 着陸滑走路
- 19R
- 着陸時刻
- 18:40
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westtower様
先日は小生の長すぎる(?)レビューにコメントをいただきありがとうございました(自分でも、いつもそこまで書かなくても・・・という気持ちと、できるだけ詳しく書こうという気持ちとの間で、いつも「公開」ボタン押すまで格闘して書いているのでいつも書いた内容はこれでよかったのかと自問自答?している日々です)。HB-JMBでございます。
小生のそんな小言?はさておき、JetstarグループのA320はどこでも(本家オーストラリア、じぇとスターアジア、westtower様の本拠であるベトナムベースのパシフィック、そして日本)V2525-A7エンジン装備のA320のようで(つまり形式名はA320-23*。*はエンジン推力と実際のエンジン形式によって、1から3がある。ジェットスターグループでは初飛行が一番新しい(といっても1996年6月に形式証明を取得した)V2527E-A5を搭載した「3」ではなく、EのつかないV2527-A5エンジン搭載の2)、現在合計で123機運用しているようです(内訳は本家オーストラリア65機、アジアが25機、パシフィックが14機、日本が20機。2016年7月21日時点のFlyteamでの機材データより)
LCCのA320ではCFM56装備エンジンの方が人気を博している状況の中、また整備性には若干難があると云われている中で(国際共同組織ゆえの意思疎通の問題と巷では言われていますが・・)あえてV2500シリーズエンジンを採用したかですが、一般的によく云われる理由としては次のことが挙げられます(もちろん発注国とメーカーでの政治的な・・・ということもなくはないでしょうが、とりあえずこれは脇においておきます)
1.100機超というまとまった数をグループ全体で導入するがゆえ、また、CFM56エンジンが人気という状況の中で機体(リース)価格の大幅な割引を受けるために、あえてV2527を選択
2.特にLCCではCFM56エンジン搭載機の方が人気が高いとなると、CFM56エンジン搭載機では発注してからV2500エンジン搭載機より発注してからデリバリーまでの待ち時間が(おそらくは)長くなる傾向にあることから、納入順を早くするためにあえてこちらを選択(デルタの100~150席クラスの機材更新に、ボーイングでもエアバスでもなくあえてボンバルディアのCS100シリーズを選択した理由の1つとして、ボーイング機やエアバス機より納入順が早くなることがあるのではないかと云われており、類似例はおそらく少なくないものと思われます)
ただし、まとまった数の飛行機で同じ仕様でそろえてしまうと、全日空のB787の導入初期のようなトラブルがあると運航に大きな影響を与える(もちろん、それにより飛行機が飛ばせなくなることによる損失も発生する)というデメリットもあることから、このデメリットと天秤にかけた上で、上記のメリットの方が大きいとジェットスターグループでは判断したものと思われます(逆に全日空のA320(初期タイプ)とA321(すでに退役)であえて違うエンジンを採用したという事例もあったりしますので・・・。)
余談ですが、日本のジェットスターのA320では、一般的にLCCでは採用例は多くないと云われている、メーカーオプションのロワーデッキにコンテナを使って貨物を載せられるユニットを採用している機体があるという話もあったりします(ある方のレビューの写真に出てたのを見ただけで、その証拠になる資料を見たわけではないので、本当にジェットスターの仕様としてあえてロワーデッキの貨物搭載にコンテナを使えるようにしているのは確信は持てませんが・・・)。もしそうであれば、あえて採用している理由は上記の理由に準ずるものと思われます。
短くしようと思いつつも、詳細を長く書きすぎてしまって恐縮ですが、ご参考になればよいのですが・・・ HB-JMB
HB-JMB様
詳細なる描写、解説にいつも好奇心を掻き立てられ、「なるほど!」と頷いている信望者の一人、westtowerです。
今回もコメントをお寄せいただき有難うございます。
JetstarグループのV2500エンジン採用の背景、非常に腑に落ちる内容です。
IAE社製エンジンを採用してもらえた方が、本邦の航空機エンジンメーカーの経験と実績に繋がるので良いことと思いますね。
ロワーデッキのコンテナ搭載対応については初耳でした。
機材のリセールバリューを考慮して、ということもあるのかなと想像しております。
これからもHB-JMBさんならではの詳細コメントを楽しみにしております。
お久しぶりです。
私も以前、ジェットスターの新千歳~成田便に搭乗した時に英語アナウンスがなかったことが気になりました。私が搭乗した時は東南アジアからいらしたと思われる搭乗客が結構な数で乗っていて、私の隣に座っていたフィリピン人2人組の女の子たちもちょっと困惑していました。
これからオリンピックを控えて訪日外国人も増えてくることでしょうから、この辺の改善は必要でしょうね。
まいけるさん、こんばんは。お久しぶりです。
まいけるさんも同様の経験をされたと伺い、GK機内での英語アナウンス省略は珍しいことではないんだなぁ、と改めて思う次第です。Qantas色の強いLCC、また搭乗したのはアメリカン航空との共同運航便(AA8446)ということもあり、日本語を解さないPAXも少なからず搭乗していたのではないかと思われ、顧客サービス面もさることながら顧客の安全確保に於いても、まいけるさんのご指摘の通り、改善が必要なところだと感じます。
コメント有難うございました!