航空会社 大韓航空
- 国
- 韓国
- IATA | ICAO
- KE | KAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.88 [522件]
- アライアンス
- スカイチーム
搭乗レビュー
1年ぶりの渡韓は復活した深夜便利用!
- 口コミ投稿者
- kahluamilkさん
総評
手続きに関しても昨年と大きく変わりました。昨年の渡航時にはビザ免除国でもK-ETAというESTAの韓国版みたいなものの電子申請が必須でしたし、検疫もQ-CODEもしくは検疫所類の提出が必要という状態でしたが、K-ETAは一時免除になり、Q-CODEも日本からの入国は必要なくなりました。まあ一言でいうとコロナ禍以前に戻ったことになります。ただ私が昨年取得したK-ETAは2024年11月まで有効なので今回も利用できます。
前日23時すぎに羽田空港第三ターミナルに到着しましたが、チェックインカウンターのあるJカウンターは既に長蛇の列。客層を見ると韓国人も多いですが、欧米系の人も多いです。仁川に早朝に着くので乗り継ぎ需要もあるようです。日本人はあまりいないように感じました。たぶん仁川までの日本人はほぼ同じ時間のピーチに乗る人が多いのだと思います。だいたいカウンターに40分程並び荷物預け入れ完了。チェックインは既にスマホでしていましたが、新たに紙の券が発券されました。ここで確認すると隣の席も乗客がいて、というよりほぼ満席だそうです。
保安検査、出国はまったく問題なくすべて含めても5分程で終了。深夜便もある程度多い空港ですが、混雑はほとんどなかったです。通過した時点で日付が10月18日になったあたりで、搭乗券をもらった時に言われた搭乗開始が1時30分という事ですから時間がありすぎるのでゲートを確認した後カードラウンジで休憩。カードラウンジなので無料は飲み物くらいですが、休憩できるのは良かったです。ただ去年と違ってすごく混んでいましたね。少し離れたゲートの椅子の方が落ち着けるんじゃないかというくらいでした。まあそれでもコンセントで充電出来たり、ラウンジ専用のトイレがあるのはありがたいですね。
搭乗開始10分くらい前にゲートに行くと相当な混雑。B737-900使用の便ですが、昨年のA330-300の便よりも多く待っているのでは?という感じはしました。そしてこの便AM2:00の深夜便ですがここまで乗る人がいるのかと驚きました。
優先搭乗は1:20頃から始まり、あまり優先搭乗で登場する人はおらず、1:25くらいにはグループ2の搭乗開始となりました。B737-900は確か初搭乗のはずですが、乗り込んでB777-300の時みたいに長い!とは感じませんでした。まあB737シリーズでは最長とは言えもっと長い機体はいくらでもありますからね。座席は割と分厚い一昔前のシートという感じでした。昨年登場したA330もシート更新はされて薄いタイプになっていたので少し驚きです。近距離国際線中心の機体なのでそこまで更新の必要性はないのかもしれません。パーソナルモニターもなく数列ごとに天井から降りてくる方式。JALやエアドゥのB737と同じ方式です。
1:50頃には搭乗が終わりこのタイミングで入国書類が配られました。なぜか中国語版(笑)。まあ英語併記だったので大丈夫です。ちなみに私は韓国語はある程度わかりますが、北京語などはまったくわからずです(笑。税関書類が配られなかったのでCAに英語で確認すると、日本語で申請が必要な人以外は今は税関申告書類がなくなったと教えてくれました。
1:58頃にプッシュバックされ出発、新整備場近くの格納庫前を通りD滑走路に向かいました。深夜でもの格納庫の扉は閉まっておらず、格納庫を覗き込めるのはなかなか面白いです。一番南側にはANAから退役後訓練機として利用されているJA301Kが駐機していました。深夜ですが羽田空港自体が広い事、プッシュバック後出発まで少し時間があった事もありプッシュバック開始から20分後の2:18にRW05から離陸しました。
RW05から離陸後は日中よりも少し長く直進したのち旋回して横浜方面へと向かっていきました。旋回まで時間がかかったのは夜間で騒音防止なのかたまたまなのかはわかりません。三浦半島を横切り、相模湾上空を通過し伊豆半島北部を抜けて静岡へというルートでした。静岡県西部付近で機内食の提供が始まりました。搭乗前には機内食の時間には寝ている人が多いかなと思っていましたが、ほとんどの人が機内食を受け取っていたように見えました。メニューは一種類で深夜便以外のメニューに比べてやや簡易パッケージ?ただボリュームは変わらない気がします。ウナギのかば焼きとホタテ、野菜などが入った釜めしのようなご飯とサラダ、パン、野菜のセットでした。大韓航空は機内食が安定しておいしいので乗る時の楽しみにもなっています。岐阜県上空くらいでトレイを回収してもらいテーブルを戻してそのまま就寝。
目が覚めたのは4時頃でGPSをみると安養市上空でした。思ったよりもしっかり寝れていました。ただ飛行時間が2時間程度なのでどれだけしっかり寝てもたいして睡眠時間は取れないですね。この時点でもうすでに仁川空港までは後少しという距離です。仁川空港は南風運用だったので西側から大きく回り込むような形になりタッチダウン寸前に大きくあおられ少し怖い感じはありましたがすぐに体制を立て直し4:13に無事に着陸。すぐに滑走路から離脱しタキシングして4:21にはターミナル2の246ゲートに到着しました。最後尾に座っていたので降機は遅れ4:38頃になりました。降機して道なりに進むと乗り継ぎゲートがあり、搭乗していた乗客のうち欧米系の人はほとんど乗り継ぎのようです。それを過ぎてそのまま進むと検疫シートを書き込むかQ-CODEを提示する場所はありますが、日本からの渡航の場合は現在免除されていてスルーして通れます。去年金浦空港から入国した際は全入国者が義務付けられていたので大混雑でしたが、早朝だったこともあり空いていました。ただ国によってはチェックが必要なので時間帯によっては混むと思います。
その後は入国審査。同時間帯にベトナムからの便があり少し混んでいましたが、それでも割とスムーズでした。仁川の入国審査待ちは割と有名ですが早朝便だとスムーズなのは助かります。あと1時間もすれば混雑が始まるようです。荷物もスムーズに受け取ることができ仁川第二ターミナルから初の韓国入国です。過去の韓国旅行のあまりのウォンがあるので空港で両替はせずに日中明洞で両替をするのでそのままAREXへと向かいました。ただこの時間だと直通はないので普通列車でソウルへ。空港を出た直後はすいていましたがデジタルメディアシティ付近から結構な混雑。でもソウル駅には6時台に到着できたので1日が有効に使えるというのは夜行便のいいところですね。ただ私は割と普段から睡眠が短く1日くらいなら徹夜も平気な人間ですが、寝ないと辛い人には到着後フルに動くと大変かもしれません。機内食食べなくて搭乗してすぐに寝たとしても3時間寝る事は出来ないと思いますので・・・。近距離の深夜便はそこが使いにくいという人もいるのかなと思うので人によっては夜便や朝便の方が楽、というのはあるのだと思います。私にとっては最高の便でした。
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羽田空港に到着しました。だいぶ深夜便も増えましたね。まだ搭乗手続きは開始していない表示ですがJカウンターに行ってみます。
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だいぶ深夜の羽田も活気が出てきましたね。こちらは天津航空のチェックイン列です。
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Jカウンターにやってきました。既に長蛇の列が出来ていて手続きも始まっている様です。
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既に昼間にオンラインチェックインをしているので荷物預け入れだけですね。とは言え列に並びます。国際線の場合預け入れ荷物が無い場合スマホだけで乗れるのかは気になります。
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めちゃくちゃ並んでいました。スマホ見てゲームしたり音楽聞いて過ごしていたらそんなに気になりませんでしたが・・・。
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無事に発券。KETAは見せましたがまったく確認されることもなく発券終了です。現在日本からの渡航は検疫が必要ないのでQ-CODEなどの確認もなしです。
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保安検査と出国手続きに向かいます。思ったより空いてそうですね。
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保安検査はほとんど混雑がなくすぐに通過することが出来ました。
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夜間でも免税店は賑わっていました。
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昨年と違い制限エリアも結構人がいました。
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まだ少し時間があるのでカードラウンジへやってきました。
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フリードリンクだけですが休憩にはいいです。
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ラウンジから見えたナイトステイの機体たち。キャセイ辺りは深夜便作ってくれると嬉しいですけどねえ。でもだいぶ羽田も賑わいを戻してきましたね。
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ラウンジを出てゲートにやってきてしばらくすると搭乗が始まりました。
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KE720ソウル行き
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ワンフロア降りる必要がありますが階段で降りてしまいました(笑。
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比較的珍しいB737-900に搭乗です。
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良いアングルで撮れなかったけど前方のプレステージクラスの座席。
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座席は最後尾から1列前の56Aです。予約時には最後尾席はブロックされていました。
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シートピッチはこんな感じ。
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窓は四角いタイプです。
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頭上の照明などの機器です。
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ひじ掛けのリモコン。オーディオはあるみたいですね。
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シートポケット。機内誌や安全のしおりが入っています。
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安全のしおり。表面は韓国語と英語の記載でした。
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裏面の非常口座席については日本語で説明が書かれていました。
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機体後方にトイレが二か所あります。
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トイレは綺麗です。
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洗面台
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洗面台回り。そこそこの長距離運用も想定している様子かな。
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機内の様子はこんな感じ。頭上の棚は昔ながらのタイプでした。
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いよいよ出発です。
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上から降りてくるタイプのモニターでセキュリティービデオが流れていました。
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01:58にスポットアウトしました。
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タキシング中に訓練機として使用されているANAのJA301Kが見えました。
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2:18に羽田空港RW05から離陸しました。
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三浦半島の夜景。未明2:30ですが結構明るいですね。
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沼津付近?
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機内食が出ました。深夜便ですがしっかりとした機内食です。ほとんどの人が食べていました。
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メインをアップで。ウナギのかば焼きとごはんという感じです。
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飛行中はモニターが出て航路図をや速度などを出していました。韓国語表記ですが韓国語わからなくてもだいたいわかるかと・・・。
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機内食を食べ終わったら愛知県上空。この辺りで眠りました。
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目が覚めたら京畿道上空でした。もう3:56、着陸寸前ですね。
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04:13、仁川空港RW16Rへ着陸しました。
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滑走路を離脱し第二ターミナルへと向かいます。2017年に仁川空港は第二ターミナルが完成し大韓航空やスカイチームはそちらを利用する様になりました。
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隣にも大韓航空のB737-900が駐機していました。
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最後尾だったので降機はほとんど最後でした。ガラガラの機内を撮れて良かったかな。
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今更ですがパーソナルモニターはありません。B737-900ERはあるみたいですが、-900は無いようです。現在日本線に入る機体では-900のみついていないですね。
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ターミナルビルに入ると日本語でも韓国へようこそと書かれていました。
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搭乗してきたHL7728
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トランジットカウンター。かなりの割合がトランジットでした。
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第二ターミナルだけでこれだけ便数があるみたいです。
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こちらが入国。入国はあまり人はいませんでした。日本からの入国は検疫は必要ないので入国カードのみ持っていれば大丈夫です。
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少し混んでいましたが入国審査はスムーズに終わり荷物受け取りです。早朝にロスやラスベガスからの便が到着しているんですね。
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いよいよ制限エリアから外に出ます。
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出て振り返ったら到着便の表示がすごくされていました。撮影している時はなんとも思わなかったけどこれ全部日本語ですね。
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SIMカードの販売と両替の銀行がありますが、5:10の為どちらもしまっていました。今回SIMは日本で購入し、両替は明洞で行う予定なので使う予定はなかったので問題なしです。
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バスという選択肢もありますし早朝なので便があれば渋滞なく着きそうな気もしますが、AREXでソウル駅へ向かいます。
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AREXの券売機で直通列車の切符を買おうと思います。
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ただ直通列車の始発までまだ時間があったので一般列車でソウル駅に向かいます。一般列車ならTマネーで乗れるので券売機来なくてもよかったです。
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2000系列車でソウルへと向かいます。早朝などで仁川空港出発時はガラガラでした。
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早朝のソウル駅へ到着。6:45頃の到着です。やっぱり深夜便は時間を有効に使えますね。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 56A
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 区間マイル
- 758
- 出発予定時刻
- 02:00
- 搭乗時刻
- 01:25
- 出発時刻
- 01:58
- 飛行高度
- 34000ft
- 飛行速度
- 440kts
- 到着予定時刻
- 04:35
- 到着時刻
- 04:25
- 予定飛行時間
- 2:35
- 出発空港 天気・気温
- 晴
- 出発ゲート・スポット
- 113
- 離陸滑走路
- RW05
- 離陸時刻
- 02:18
- 到着空港 天気・気温
- 晴
- 到着ゲート・スポット
- 246
- 着陸滑走路
- RW16R
- 着陸時刻
- 04:13
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