搭乗レビュー
QR1000 DOH-DXB 飛ぶよりも、前後がアレなシャトル便。
- 口コミ投稿者
- メヘンサルの猿さん
搭乗写真
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総評
タイトルが五七五になったけど、とくに深い意味はありません(笑)。
ドーハ~ドバイの短距離便。本拠地カタールにさほど魅力のないQR航空にとって、この地域の大中心、ドバイへのアクセスがあるのは、地理的大幸運なのかもしれません。ドバイにコバンザメ商法、といいますか。一日平均10-11便も飛んでいて、時刻表上の所要が、わずか1時間10分。典型的なシャトル路線の風情ですね。なのに、ゲートオープンが、出発から1時間も前。なんじゃこりゃ。
前のフライト(SYZ-DOH)から、芋の子洗い状態の手荷物検査場を過ぎて、DXB行きの搭乗口へ向かいますと、広い空間(だけど、それ以上に人だらけ)の中に、ぽこぽこゲート番号が示してあり、飛行機に乗る雰囲気がぜんぜんありません。むしろ、行き先別改札式の、大きなバスターミナルのようでした。まあ、まずはバスに乗るので、間違いではないのですが。
ところで、ゲートクローズ直前を示す文句って、日本では"FINAL CALL"かと記憶しているのですが、ここでは画面に"LAST CALL"。…そう、朝から脳内にリフレインするアタック25の最終問題(笑)。
それもこれも、理由はみなさまお察しのとおり、DOH空港の構造のせい(だと信じたい・笑)。搭乗橋を置く敷地すらなく、ターミナルから滑走路の反対側(東側)まで駐機場があふれているこの空港では、ゲートを通ってから飛行機に入るまでの時間が長い、そして、散在しすぎててバスの所要時間が読めない。この日のDXB行きも、構内バスは滑走路の北端をまわり、東側の駐機場の最奥部まで進みました。ここ、寝てる飛行機の置き場ではなく、まさか客扱いまでやるんですね。ゆけどもゆけどもQR機が現われ、飛行機好きには大満足の構内移動フルコースでしたが、ふつうのお客さん、とくに商務客には、酷なお話しかと。うーん、新空港オープン待ったなし。
(修辞ではなく)たどり着いた機材はぴかぴかのA320、A7-AHJ。2011年就航の新しさと、先フライトと寸分も違わぬ、最高の整備状況でした。それだけでわくわくです。きれいさで興奮できちゃう航空会社さんなんて、そうそうないですよね、たぶん。なお、この機材は薄型シート装着、個人用画面もUSB接続口もある"あたり"だったのですが、惜しむらくは飛行時間が1時間を切り、せいぜいフライトナビしか活用する能がないことです。
機窓からタラップカーの離れるのを待っていますと、かなり時間をおいてBMWが疾走してきまして、いかにもビジネスクラス風(笑)の欧米顔ファミリーさんが乗ってきました。あとで知ったのですが、エコノミー組の人々が搭乗終わらないと、ビジネスクラス客は基本的に連れてこないようです。待遇に差をつけるのもひとつの流儀ですが、こんな感じで、じわじわじわじわ遅延が積み重なってゆくのも、定時性重視のDXB線ではとくに、また考えものでございます。で、プッシュバックは定刻から半時間遅れ。
ただ、出発遅れを説明する機長さん、副操縦士さんのアナウンスはとても明瞭で礼儀正しく聞こえ、かつタイミングも敏、お客様に対して気をつかっている雰囲気は、充分に感じられました。さらに離陸後、さっさとベルトサインが消えると、軽食ボックスの配給が間髪入れずに始まり、客室乗務員さんたちの動きも、なお敏でした。この五つ星の航空会社は、客室メンバーの教育だけでなく、操縦クルーさんの対客態度まで含めて、本当にトレーニングがしっかりしているようです。
配られた軽食は、二時間前のSYZ-DOHのと同じ見かけ、名前だけが"BREAKFAST SNACK"。未明SYZ線の外箱名"ALL DAY SNACK"となかみは同じで、ヴェジからチキンに替えただけの二連続同メニュー食でも、飽きのこない味の具合いでした。変わらずあつあつで提供されたのも、ささいなことですが、好印象です。
空き箱の回収がはじまるころには、もうUAEの北の海上を降下開始。この日のDXB空港は北風運用だったので、いちどドバイ首長国とシャールジャ―首長国の境付近を南下し、右旋回からR/W30Lへアプローチしました。QR航空の使用する第一ターミナルは搭乗橋F8にとまった時点で、定刻から20分超の遅れ。さらにこのあと、延々誘導路下の地下道を歩いて空港本館まで向かう構造ですので、入国審査列が少ない時間帯&預け荷物なしだったとはいえ、ドバイメトロの入口までたどりついたら、もう10時になっていました。この日の15時半ドバイ発(←けっして多忙なビジネス客ではないけど・笑)を予約していた自分にとっては、なかなか焦る展開になっちゃいました。
そんなわけで、それ自体はすばらしいフライトを、周辺時間のアレな展開でみごと相殺しちゃった感の一時間、前後含めりゃ否、倍の時間(苦笑)でした。とくにドーハ側、はやく新空港に移転しないですかねえ。その暁にはQR航空、空にくわえて地上でも、ずっと五つ星の体験になりそうで、とても楽しみなので。
ドーハ~ドバイの短距離便。本拠地カタールにさほど魅力のないQR航空にとって、この地域の大中心、ドバイへのアクセスがあるのは、地理的大幸運なのかもしれません。ドバイにコバンザメ商法、といいますか。一日平均10-11便も飛んでいて、時刻表上の所要が、わずか1時間10分。典型的なシャトル路線の風情ですね。なのに、ゲートオープンが、出発から1時間も前。なんじゃこりゃ。
前のフライト(SYZ-DOH)から、芋の子洗い状態の手荷物検査場を過ぎて、DXB行きの搭乗口へ向かいますと、広い空間(だけど、それ以上に人だらけ)の中に、ぽこぽこゲート番号が示してあり、飛行機に乗る雰囲気がぜんぜんありません。むしろ、行き先別改札式の、大きなバスターミナルのようでした。まあ、まずはバスに乗るので、間違いではないのですが。
ところで、ゲートクローズ直前を示す文句って、日本では"FINAL CALL"かと記憶しているのですが、ここでは画面に"LAST CALL"。…そう、朝から脳内にリフレインするアタック25の最終問題(笑)。
それもこれも、理由はみなさまお察しのとおり、DOH空港の構造のせい(だと信じたい・笑)。搭乗橋を置く敷地すらなく、ターミナルから滑走路の反対側(東側)まで駐機場があふれているこの空港では、ゲートを通ってから飛行機に入るまでの時間が長い、そして、散在しすぎててバスの所要時間が読めない。この日のDXB行きも、構内バスは滑走路の北端をまわり、東側の駐機場の最奥部まで進みました。ここ、寝てる飛行機の置き場ではなく、まさか客扱いまでやるんですね。ゆけどもゆけどもQR機が現われ、飛行機好きには大満足の構内移動フルコースでしたが、ふつうのお客さん、とくに商務客には、酷なお話しかと。うーん、新空港オープン待ったなし。
(修辞ではなく)たどり着いた機材はぴかぴかのA320、A7-AHJ。2011年就航の新しさと、先フライトと寸分も違わぬ、最高の整備状況でした。それだけでわくわくです。きれいさで興奮できちゃう航空会社さんなんて、そうそうないですよね、たぶん。なお、この機材は薄型シート装着、個人用画面もUSB接続口もある"あたり"だったのですが、惜しむらくは飛行時間が1時間を切り、せいぜいフライトナビしか活用する能がないことです。
機窓からタラップカーの離れるのを待っていますと、かなり時間をおいてBMWが疾走してきまして、いかにもビジネスクラス風(笑)の欧米顔ファミリーさんが乗ってきました。あとで知ったのですが、エコノミー組の人々が搭乗終わらないと、ビジネスクラス客は基本的に連れてこないようです。待遇に差をつけるのもひとつの流儀ですが、こんな感じで、じわじわじわじわ遅延が積み重なってゆくのも、定時性重視のDXB線ではとくに、また考えものでございます。で、プッシュバックは定刻から半時間遅れ。
ただ、出発遅れを説明する機長さん、副操縦士さんのアナウンスはとても明瞭で礼儀正しく聞こえ、かつタイミングも敏、お客様に対して気をつかっている雰囲気は、充分に感じられました。さらに離陸後、さっさとベルトサインが消えると、軽食ボックスの配給が間髪入れずに始まり、客室乗務員さんたちの動きも、なお敏でした。この五つ星の航空会社は、客室メンバーの教育だけでなく、操縦クルーさんの対客態度まで含めて、本当にトレーニングがしっかりしているようです。
配られた軽食は、二時間前のSYZ-DOHのと同じ見かけ、名前だけが"BREAKFAST SNACK"。未明SYZ線の外箱名"ALL DAY SNACK"となかみは同じで、ヴェジからチキンに替えただけの二連続同メニュー食でも、飽きのこない味の具合いでした。変わらずあつあつで提供されたのも、ささいなことですが、好印象です。
空き箱の回収がはじまるころには、もうUAEの北の海上を降下開始。この日のDXB空港は北風運用だったので、いちどドバイ首長国とシャールジャ―首長国の境付近を南下し、右旋回からR/W30Lへアプローチしました。QR航空の使用する第一ターミナルは搭乗橋F8にとまった時点で、定刻から20分超の遅れ。さらにこのあと、延々誘導路下の地下道を歩いて空港本館まで向かう構造ですので、入国審査列が少ない時間帯&預け荷物なしだったとはいえ、ドバイメトロの入口までたどりついたら、もう10時になっていました。この日の15時半ドバイ発(←けっして多忙なビジネス客ではないけど・笑)を予約していた自分にとっては、なかなか焦る展開になっちゃいました。
そんなわけで、それ自体はすばらしいフライトを、周辺時間のアレな展開でみごと相殺しちゃった感の一時間、前後含めりゃ否、倍の時間(苦笑)でした。とくにドーハ側、はやく新空港に移転しないですかねえ。その暁にはQR航空、空にくわえて地上でも、ずっと五つ星の体験になりそうで、とても楽しみなので。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 9A
- 搭乗クラス
- Y(S)
- 区間マイル
- 231
- 出発予定時刻
- 0700
- 搭乗時刻
- 0656
- 出発時刻
- 0732
- 飛行高度
- 21000fts
- 到着予定時刻
- 0910
- 到着時刻
- 0933
- 予定飛行時間
- 00:52
- 出発空港 天気・気温
- 快晴
- 出発ゲート・スポット
- BUS GATE 19 / OPEN SPOT E30
- 離陸滑走路
- 33
- 離陸時刻
- 0741
- 到着空港 天気・気温
- 快晴
- 到着ゲート・スポット
- F8
- 着陸滑走路
- 30L
- 着陸時刻
- 0927
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