QR1000 DOH-DXB 飛ぶよりも、前後がアレなシャトル便。 - カタール航空 口コミ・評価

航空会社 カタール航空

2024年04月23日に撮影されたカタール航空の航空機写真

© raichanさん

2013年10月30日 ワンワールド加盟
IATA | ICAO
QR | QTR

搭乗レビュー
QR1000 DOH-DXB 飛ぶよりも、前後がアレなシャトル便。

航空会社
カタール航空
便名
QR1000
エコノミー
搭乗日
2014/04
路線
ドーハ → ドバイ
機体記号
A7-AHJ
機材
Airbus A320-232
総評:4
4ッ星
機内食・ドリンク
4ッ星
座席(シート)
5ッ星
機内スタッフサービス
5ッ星
エンターティメント
4ッ星
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
5ッ星
地上サービス
3ッ星
口コミ投稿者
メヘンサルの猿さん
アクセス数
899
投稿日
2014/04/29

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    搭乗機、A320のA7-AHJ。20... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    DOH空港(エコノミー客用のターミナ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ゲート番号が並んでるけど、ぜんぜん飛... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    飛行機どころか、屋外すら見えない、D... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ゲートを通り、バス乗り区画へ。ゲート... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    DOH空港、エコノミークラス搭乗者用... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ひたすらQR三昧の、空港内の景色。ラ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    滑走路をまわり、東駐機場の最奥まです... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    このフライトもエコノミーですので、後... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    アラビア語はわからん…。
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    自席9Aからの駐機場のながめ。乗りつ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    BMWの構内送迎で、ビジネスクラスの... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    DOH空港、R/W33から離陸。一瞬... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    清潔感、広さ、最高のエコノミークラス... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    感動的にきれいな(かつ上品な)、座席... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    自席9Aからの機内の眺め。バルクはイ... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    てきぱき配膳の朝食スナック。どのへん... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    能書きマニア(ラーメン屋の一家言とか... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    中東の春の朝の海上を飛行中。青色のさ... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    ドーハから東にまっすぐ飛び、ドバイの... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    ドバイ市街の海岸を、南に向けて降下開... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    ドバイ、シャールジャ―の境界付近です... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    コンパクトなシャールジャ―空港が見え... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    内陸方面から、DXB空港へ向けて降下... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    DXB空港第一ターミナル、F8スポッ... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    自席9A(窓側)。薄型形状の座席に、... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    DXB空港、第一ターミナル(サテライ... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    サテライトと本館(写真奥)の間だけで... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    DXB空港、第一ターミナルの到着案内... 続き

総評

 タイトルが五七五になったけど、とくに深い意味はありません(笑)。
 
 ドーハ~ドバイの短距離便。本拠地カタールにさほど魅力のないQR航空にとって、この地域の大中心、ドバイへのアクセスがあるのは、地理的大幸運なのかもしれません。ドバイにコバンザメ商法、といいますか。一日平均10-11便も飛んでいて、時刻表上の所要が、わずか1時間10分。典型的なシャトル路線の風情ですね。なのに、ゲートオープンが、出発から1時間も前。なんじゃこりゃ。
 
 前のフライト(SYZ-DOH)から、芋の子洗い状態の手荷物検査場を過ぎて、DXB行きの搭乗口へ向かいますと、広い空間(だけど、それ以上に人だらけ)の中に、ぽこぽこゲート番号が示してあり、飛行機に乗る雰囲気がぜんぜんありません。むしろ、行き先別改札式の、大きなバスターミナルのようでした。まあ、まずはバスに乗るので、間違いではないのですが。
 
 ところで、ゲートクローズ直前を示す文句って、日本では"FINAL CALL"かと記憶しているのですが、ここでは画面に"LAST CALL"。…そう、朝から脳内にリフレインするアタック25の最終問題(笑)。
 
 それもこれも、理由はみなさまお察しのとおり、DOH空港の構造のせい(だと信じたい・笑)。搭乗橋を置く敷地すらなく、ターミナルから滑走路の反対側(東側)まで駐機場があふれているこの空港では、ゲートを通ってから飛行機に入るまでの時間が長い、そして、散在しすぎててバスの所要時間が読めない。この日のDXB行きも、構内バスは滑走路の北端をまわり、東側の駐機場の最奥部まで進みました。ここ、寝てる飛行機の置き場ではなく、まさか客扱いまでやるんですね。ゆけどもゆけどもQR機が現われ、飛行機好きには大満足の構内移動フルコースでしたが、ふつうのお客さん、とくに商務客には、酷なお話しかと。うーん、新空港オープン待ったなし。
   
 (修辞ではなく)たどり着いた機材はぴかぴかのA320、A7-AHJ。2011年就航の新しさと、先フライトと寸分も違わぬ、最高の整備状況でした。それだけでわくわくです。きれいさで興奮できちゃう航空会社さんなんて、そうそうないですよね、たぶん。なお、この機材は薄型シート装着、個人用画面もUSB接続口もある"あたり"だったのですが、惜しむらくは飛行時間が1時間を切り、せいぜいフライトナビしか活用する能がないことです。
       
 機窓からタラップカーの離れるのを待っていますと、かなり時間をおいてBMWが疾走してきまして、いかにもビジネスクラス風(笑)の欧米顔ファミリーさんが乗ってきました。あとで知ったのですが、エコノミー組の人々が搭乗終わらないと、ビジネスクラス客は基本的に連れてこないようです。待遇に差をつけるのもひとつの流儀ですが、こんな感じで、じわじわじわじわ遅延が積み重なってゆくのも、定時性重視のDXB線ではとくに、また考えものでございます。で、プッシュバックは定刻から半時間遅れ。
   
 ただ、出発遅れを説明する機長さん、副操縦士さんのアナウンスはとても明瞭で礼儀正しく聞こえ、かつタイミングも敏、お客様に対して気をつかっている雰囲気は、充分に感じられました。さらに離陸後、さっさとベルトサインが消えると、軽食ボックスの配給が間髪入れずに始まり、客室乗務員さんたちの動きも、なお敏でした。この五つ星の航空会社は、客室メンバーの教育だけでなく、操縦クルーさんの対客態度まで含めて、本当にトレーニングがしっかりしているようです。
 
 配られた軽食は、二時間前のSYZ-DOHのと同じ見かけ、名前だけが"BREAKFAST SNACK"。未明SYZ線の外箱名"ALL DAY SNACK"となかみは同じで、ヴェジからチキンに替えただけの二連続同メニュー食でも、飽きのこない味の具合いでした。変わらずあつあつで提供されたのも、ささいなことですが、好印象です。
 
 空き箱の回収がはじまるころには、もうUAEの北の海上を降下開始。この日のDXB空港は北風運用だったので、いちどドバイ首長国とシャールジャ―首長国の境付近を南下し、右旋回からR/W30Lへアプローチしました。QR航空の使用する第一ターミナルは搭乗橋F8にとまった時点で、定刻から20分超の遅れ。さらにこのあと、延々誘導路下の地下道を歩いて空港本館まで向かう構造ですので、入国審査列が少ない時間帯&預け荷物なしだったとはいえ、ドバイメトロの入口までたどりついたら、もう10時になっていました。この日の15時半ドバイ発(←けっして多忙なビジネス客ではないけど・笑)を予約していた自分にとっては、なかなか焦る展開になっちゃいました。
 
 そんなわけで、それ自体はすばらしいフライトを、周辺時間のアレな展開でみごと相殺しちゃった感の一時間、前後含めりゃ否、倍の時間(苦笑)でした。とくにドーハ側、はやく新空港に移転しないですかねえ。その暁にはQR航空、空にくわえて地上でも、ずっと五つ星の体験になりそうで、とても楽しみなので。
   
   
   
   
   
   
 

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
9A
搭乗クラス
Y(S)
区間マイル
231
出発予定時刻
0700
搭乗時刻
0656
出発時刻
0732
飛行高度
21000fts
到着予定時刻
0910
到着時刻
0933
予定飛行時間
00:52
出発空港 天気・気温
快晴
出発ゲート・スポット
BUS GATE 19 / OPEN SPOT E30
離陸滑走路
33
離陸時刻
0741
到着空港 天気・気温
快晴
到着ゲート・スポット
F8
着陸滑走路
30L
着陸時刻
0927

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