航空会社 カタール航空
2013年10月30日 ワンワールド加盟
- 国
- カタール
- IATA | ICAO
- QR | QTR
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.11 [254件]
搭乗レビュー
【乗継ぎ失敗(ノД`)・゜・。】世の評判に反して低評価せざるを得ない空港運用。他の良さを台無しにしてくれた。
- 口コミ投稿者
- kenzy201さん
搭乗写真
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メインが保留になった機内食。こんなの... 続き
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降機後に呼び止められる…
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何とか羽田行きに振り替えられそうです... 続き
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呼び止められ集められモメて…そんな間... 続き
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次のQR812便羽田行きは4時間以上... 続き
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例のクマ。広いだけでこれ以外見どころ... 続き
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クマからの距離で端っこまで最大徒歩9... 続き
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クマの裏手のエスカレーターでラウンジ... 続き
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ラウンジに入ろうとしたら出る人ラッシ... 続き
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飲み物はスカスカ。すぐ補充されたけど... 続き
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水もカラカラ。羽田のラウンジみたいな... 続き
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新鮮なレバノン料理。
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タブーリ(パセリとクスクスのサラダ)... 続き
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座席もテーブル、ソファ多数。さらにP... 続き
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羽田行きゲート。このデザイン好き。
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搭乗ゲートではなく、そこに行くための... 続き
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ようやく搭乗開始。長かったぜ。
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こんな経緯で初A350を迎えるとは…
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キャビンは787以上に広々。液晶も大... 続き
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行先は東京。浅草のお寺がイメージのよ... 続き
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ディスプレイ下にユニバーサル電源や眼... 続き
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中東キャリアの日本線はエコノミーでも... 続き
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ちなみに開封するとこんな感じ。歯ブラ... 続き
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あんぜんのしおり。
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キャビンライト。機内禁煙が常識化した... 続き
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離陸後テールカメラからの映像。オマー... 続き
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飲み物は毎度おなじみ炭酸水。
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大混乱の中ようやく食事が来ました…
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オムレツがタイ風焼きそばになったけど... 続き
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ウズベキスタン上空。夏は中央アジアを... 続き
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起きたら天津から黄海に出るところでし... 続き
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東に進むにつれ長い1日が終わります。
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2度目の食事時は夕暮れのイメージに。
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到着前の食事もキッチリ重いのが中東キ... 続き
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ポテトニョッキとサラダ、ムースケーキ... 続き
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日本の領空に。
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房総半島が見えてきました。
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無事帰国。
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降機時チラ見したビジネスクラスQSu... 続き
総評
リスボンから約7時間の快適なフライトを終えドーハで待ち受けていたのはTOKYO NARITA、MANILLA、HANOI、DHAKAのプラカードを掲げたスタッフ。到着空港で稀に見る光景ですが自分の便が対象になっていたのは初めてです。
次の便QR806便成田行きまで乗り継ぎ時間は70分。まさかとは思いましたが到着は確かに若干遅れてターミナル到着エリアに来てまだ45分。ファストレーンにでも案内してくれてさっさと行かせてくれるのかと思いきや「ここに集合してください」と後方に集められます。その数20人くらい。
「はい申し訳ないですが乗り継ぎはできません。翌日の便に振り替えます。順番にお名前をお呼びし新しい搭乗券をお渡しします」
まさかの翌日便という言葉にビビりました。翌日は普通に会社です。っていうかまだ30分くらいあるし、それでも翌日の日付が付いた搭乗券が渡されました。流石にこれは納得できないと一時10人ほどが声を荒げて口論に…
見た感じ成田行きは自分だけ。あとは東南アジアから欧州へ出稼ぎに行ったような人や家族連れ。受託手荷物やカタールの渡航歴が付くことからか猛反発…
そうは言っても客10:係1の口論に11人目で参戦したところで状況は進まないのは明らか。ひとまず乗り継ぎデスクに皆で移動。
この時ちょっと隙をついて
「今日もう1本羽田行きの便ありますよね?」と聞いたら
「うん。何とかするから君だけ待ってて。あっちで処理してくるから」とデスクの奥へ入っていき、数分後に無事5時間後のQR812便羽田行きの搭乗券を貰えました。
同時に他の3都市へ向かう面々は別のスタッフに迎えられトランジットホテルへ行ったようです。
※背景解説
2017年にカタールの国営放送アルジャジーラがエジプトの革命政党ムスリム同胞団の支援に反発してUAEやサウジアラビア等が相次ぎ国交断絶を発表。カタール航空は定期便撤退や上空通過すらできなくなった。
【空港サービス(DOH)】
さて本来すぐ乗り継ぐ予定だったドーハで急に待ち時間が増えてもそれはそれで困りますね。
2014年に開業したドーハハマド国際空港。かなり広くて歩くだけでも疲れます。その割に名物のクマ以外に目立った華もなし。勿論現金(カタールリヤル)も持ち合わせているはずもなくそもそもお店も少ない。ドバイに比べると淋しい限りです。
で結局行ったのがクマの上のフロアにあるOryx Lounge。初めて入場料を払ってラウンジを利用しました。
フロントに入れるか聞いたら「今混んでるよ。入場料に55米ドルもかかるからとりあえず中チラ見してきてもいいよ。」とかなりフランクな対応。
少々食い散らかされてたけど席は十分あったのでOKと言ってクレジット決済。
確かにバイキングの食い散らかしようは羽田のラウンジと変わらないけど取り敢えず座る場所はたくさんあったし食事も随時補充されていきました。ちなみにここはoneworldエメラルド&サファイアメンバー向けのラウンジとしても使われているようです。
仮眠と食事を少々して朝方に出発ゲートに移動。確かに広い空港です。出発1時間ちょい前からゲートが空き始め、搭乗券チェックをすると奥の待合室へ。ここでもう一度待つようです。以前のエティハド航空アブダビ→ヒースローに似てますが手荷物検査などが行われるわけでもなく、何のために2度も搭乗券チェックするのか謎。これじゃあ1時間の乗り継ぎ時間も足りなくなるもの無理はないでしょうね。
搭乗はビジネスの直後ですぐだったのですが後方ではまだ掃除係がドアを開けたまま作業をしてて、「海外ではこんなこともあるのか」くらいに思っていたのですが、これも悲劇の序章だったのかもしれません。
とりあえずようやく東京に帰る飛行機に乗れたという安心感で朝方のドーハを飛び立ったのでした。
【機内食・ドリンク】
離陸後1時間以上してカートが現れるも随分と進みが遅いのです。そしてなぜかクルー焦り気味。1列前の乗客が鮭茶漬けかオムレツの選択でオムレツを選択したら15分ほど待つと言われていたのを耳にする。
自分の番。本来全乗客に配りそうなメニューを見せられそこからオムレツを選択。待つのも構わないと伝えた。とりあえずメインの抜けた、パンとヨーグルトと飲み物だけのトレーを受け取る。
ところが戻って来たCAは申し訳なさそうに「これしか用意出来なかったのです」と差し出されたのはなぜかメニューに無いパッタイと牛丼。前者を受け取ったけど何とも不自然。むしろどこから出てきた?
搭乗時の状況やクルーの焦り具合から食事の積み忘れは明らか…多少のトラブルは大目に見る方だけどこりゃクルーも被害者だよね?
幸いそれ以外の食事や飲み物は問題なし。
【座席(シート)】
今回唯一の当たりは最新鋭のエアバスA350-1000に乗れたこと。長胴型の-1000は日本のJALも未受領で日本への乗り入れも今だこのカタール航空とキャセイパシフィック航空の2社のみ。
777-300に匹敵する大型機ですが座席は3-3-3配列なので横方向のみならず天井も広く感じます。実際には3-4-3配列も可能なようでカリブ海のエアカライベが採用しています。
液晶も大型化されており胴体も縦長の楕円なので窓側席でも足元や天井は余裕の広さ。もう777の3-4-3配列には戻れませんね。
【機内スタッフ】
色々トラブル続きのなか最大限対処してもらえました。日本人クルーも2~3人いて日本語放送もありました。
【エンターティメント】
スクリーンも大型でマップだけでなく前方・真下・真上の機外カメラも搭載。雲のない砂漠地帯ゆえに絶景が広がります。
USB&ユニバーサル電源も目の前にありパスポートや眼鏡サイズのポケットもあり重宝します。
【トイレ・洗面台】
胴体が太い分トイレも広々としています。
ボーイングに比べ角が利いたデザインですがこれはこれで新鮮。
【機材コンディション】
本来の成田行きは777-300ERでしたが意図せずしてエアバスA350-1000に初めて乗れました。
C46席Y281席合計327席の配列も大容量ですがエコノミーも3-3-3配列で787以上に天井が開放的です。
【空港サービス(HND)】
羽田には約20分遅れで到着。元々遅い時間帯の便ですが都心に近い分23区民としてはかなりありがたいです。ただN'EX往復きっぷの帰り券が無駄になってしまい後日成田撮影で使いましたが…
ウェブサイトで受託手荷物状況を追跡できる機能があってこれは助かりました。色々トラブルがあったものの羽田便に積み込まれていたようです。
【総合評価】
世間の高い評判に反して酷い目に遭いました…確かに時差調整のしやすい深夜フライト、最新鋭の機材、食事やラウンジ、キャビンサービスは隣国UAEのエミレーツ航空やエティハド航空に比肩する高い水準にはありますが、拠点空港の運用が上っ面だけでこういった他の長所をかき消すレベルに酷いです。
次の便QR806便成田行きまで乗り継ぎ時間は70分。まさかとは思いましたが到着は確かに若干遅れてターミナル到着エリアに来てまだ45分。ファストレーンにでも案内してくれてさっさと行かせてくれるのかと思いきや「ここに集合してください」と後方に集められます。その数20人くらい。
「はい申し訳ないですが乗り継ぎはできません。翌日の便に振り替えます。順番にお名前をお呼びし新しい搭乗券をお渡しします」
まさかの翌日便という言葉にビビりました。翌日は普通に会社です。っていうかまだ30分くらいあるし、それでも翌日の日付が付いた搭乗券が渡されました。流石にこれは納得できないと一時10人ほどが声を荒げて口論に…
見た感じ成田行きは自分だけ。あとは東南アジアから欧州へ出稼ぎに行ったような人や家族連れ。受託手荷物やカタールの渡航歴が付くことからか猛反発…
そうは言っても客10:係1の口論に11人目で参戦したところで状況は進まないのは明らか。ひとまず乗り継ぎデスクに皆で移動。
この時ちょっと隙をついて
「今日もう1本羽田行きの便ありますよね?」と聞いたら
「うん。何とかするから君だけ待ってて。あっちで処理してくるから」とデスクの奥へ入っていき、数分後に無事5時間後のQR812便羽田行きの搭乗券を貰えました。
同時に他の3都市へ向かう面々は別のスタッフに迎えられトランジットホテルへ行ったようです。
※背景解説
2017年にカタールの国営放送アルジャジーラがエジプトの革命政党ムスリム同胞団の支援に反発してUAEやサウジアラビア等が相次ぎ国交断絶を発表。カタール航空は定期便撤退や上空通過すらできなくなった。
【空港サービス(DOH)】
さて本来すぐ乗り継ぐ予定だったドーハで急に待ち時間が増えてもそれはそれで困りますね。
2014年に開業したドーハハマド国際空港。かなり広くて歩くだけでも疲れます。その割に名物のクマ以外に目立った華もなし。勿論現金(カタールリヤル)も持ち合わせているはずもなくそもそもお店も少ない。ドバイに比べると淋しい限りです。
で結局行ったのがクマの上のフロアにあるOryx Lounge。初めて入場料を払ってラウンジを利用しました。
フロントに入れるか聞いたら「今混んでるよ。入場料に55米ドルもかかるからとりあえず中チラ見してきてもいいよ。」とかなりフランクな対応。
少々食い散らかされてたけど席は十分あったのでOKと言ってクレジット決済。
確かにバイキングの食い散らかしようは羽田のラウンジと変わらないけど取り敢えず座る場所はたくさんあったし食事も随時補充されていきました。ちなみにここはoneworldエメラルド&サファイアメンバー向けのラウンジとしても使われているようです。
仮眠と食事を少々して朝方に出発ゲートに移動。確かに広い空港です。出発1時間ちょい前からゲートが空き始め、搭乗券チェックをすると奥の待合室へ。ここでもう一度待つようです。以前のエティハド航空アブダビ→ヒースローに似てますが手荷物検査などが行われるわけでもなく、何のために2度も搭乗券チェックするのか謎。これじゃあ1時間の乗り継ぎ時間も足りなくなるもの無理はないでしょうね。
搭乗はビジネスの直後ですぐだったのですが後方ではまだ掃除係がドアを開けたまま作業をしてて、「海外ではこんなこともあるのか」くらいに思っていたのですが、これも悲劇の序章だったのかもしれません。
とりあえずようやく東京に帰る飛行機に乗れたという安心感で朝方のドーハを飛び立ったのでした。
【機内食・ドリンク】
離陸後1時間以上してカートが現れるも随分と進みが遅いのです。そしてなぜかクルー焦り気味。1列前の乗客が鮭茶漬けかオムレツの選択でオムレツを選択したら15分ほど待つと言われていたのを耳にする。
自分の番。本来全乗客に配りそうなメニューを見せられそこからオムレツを選択。待つのも構わないと伝えた。とりあえずメインの抜けた、パンとヨーグルトと飲み物だけのトレーを受け取る。
ところが戻って来たCAは申し訳なさそうに「これしか用意出来なかったのです」と差し出されたのはなぜかメニューに無いパッタイと牛丼。前者を受け取ったけど何とも不自然。むしろどこから出てきた?
搭乗時の状況やクルーの焦り具合から食事の積み忘れは明らか…多少のトラブルは大目に見る方だけどこりゃクルーも被害者だよね?
幸いそれ以外の食事や飲み物は問題なし。
【座席(シート)】
今回唯一の当たりは最新鋭のエアバスA350-1000に乗れたこと。長胴型の-1000は日本のJALも未受領で日本への乗り入れも今だこのカタール航空とキャセイパシフィック航空の2社のみ。
777-300に匹敵する大型機ですが座席は3-3-3配列なので横方向のみならず天井も広く感じます。実際には3-4-3配列も可能なようでカリブ海のエアカライベが採用しています。
液晶も大型化されており胴体も縦長の楕円なので窓側席でも足元や天井は余裕の広さ。もう777の3-4-3配列には戻れませんね。
【機内スタッフ】
色々トラブル続きのなか最大限対処してもらえました。日本人クルーも2~3人いて日本語放送もありました。
【エンターティメント】
スクリーンも大型でマップだけでなく前方・真下・真上の機外カメラも搭載。雲のない砂漠地帯ゆえに絶景が広がります。
USB&ユニバーサル電源も目の前にありパスポートや眼鏡サイズのポケットもあり重宝します。
【トイレ・洗面台】
胴体が太い分トイレも広々としています。
ボーイングに比べ角が利いたデザインですがこれはこれで新鮮。
【機材コンディション】
本来の成田行きは777-300ERでしたが意図せずしてエアバスA350-1000に初めて乗れました。
C46席Y281席合計327席の配列も大容量ですがエコノミーも3-3-3配列で787以上に天井が開放的です。
【空港サービス(HND)】
羽田には約20分遅れで到着。元々遅い時間帯の便ですが都心に近い分23区民としてはかなりありがたいです。ただN'EX往復きっぷの帰り券が無駄になってしまい後日成田撮影で使いましたが…
ウェブサイトで受託手荷物状況を追跡できる機能があってこれは助かりました。色々トラブルがあったものの羽田便に積み込まれていたようです。
【総合評価】
世間の高い評判に反して酷い目に遭いました…確かに時差調整のしやすい深夜フライト、最新鋭の機材、食事やラウンジ、キャビンサービスは隣国UAEのエミレーツ航空やエティハド航空に比肩する高い水準にはありますが、拠点空港の運用が上っ面だけでこういった他の長所をかき消すレベルに酷いです。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 42K
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 区間マイル
- 5146
- 出発予定時刻
- 0645
- 搭乗時刻
- 0600
- 出発時刻
- 0652
- 飛行高度
- 34000
- 到着予定時刻
- 2230
- 到着時刻
- 2249
- 予定飛行時間
- 0910
- 出発ゲート・スポット
- B207
- 離陸滑走路
- 34R
- 離陸時刻
- 0710
- 到着ゲート・スポット
- 114
- 着陸滑走路
- 22
- 着陸時刻
- 2241
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