ヨーロッパのプリメーラ・エアが運航停止、A321neo未納入も影響か

ヨーロッパのプリメーラ・エアが運航停止、A321neo未納入も影響か

ニュース画像 1枚目:プリメーラ・エア A321neo
© AIRBUS S.A.S.
プリメーラ・エア A321neo

ヨーロッパでチャーター便や格安航空会社として運航していたプリメーラ・エアは2018年10月2日(火)、運航を停止しました。プリメーラ・エアはロンドン・スタンステッド発着でニューアーク、ボストン線といった大西洋路線も運航しており、特に長距離路線については旅客には代替便が用意されない模様です。

プリメーラ・エアはウェブサイト上で運航停止を知らせると同時に、旅行会社経由での予約については、予約先に問い合わせるように案内しています。また、その他の利用者については、数日中にも別途、案内を掲載すると記載しています。

プリメーラ・エアは、北欧やヨーロッパ各地を中心に路線展開し、A321neo、737-9-MAXを発注し、最新の機材で大西洋路線の開発、拡充を通じたビジネス拡張を検討していました。その戦略の一環で、ロンドン発着の大西洋3路線をA321neoで就航しましたが、予定されていたエアバスからA321neoの納入が遅れ、2018年夏スケジュールで予定していたバーミンガム発着のニューヨーク、トロント路線は運航されませんでした。

期日: 2018/10/02まで
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