ボーイング、エア・リース・コーポレーション、エバー航空は2018年10月2日(火)、サウスカロライナ州のボーイング・デリバリー・センターで台湾の航空会社として初めてとなる787-9ドリームライナーの納入を祝いました。エバー航空はこの機材を11月から、国際線の長距離路線に投入する予定です。
ボーイングはエバー航空と2015年に787を18機を直接契約し、同時にエア・リース・コーポから787-9を4機、787-10を2機、リースする契約を締結しています。今回の機体は機体記号(レジ)「B-17881」として登録、24機導入される1機目となります。
エバー航空の787-9は、ビジネスにあたる「ロイヤルローレルクラス」にBMWグループのデザインワークスが手がけたシート、エコノミーは、レカロの人間工学を反映したシートをそれぞれ採用し、快適性を高めています。
また、787の運用効率の向上を目指し、ボーイングが提供するメンテナンス・サービスのうち、グローバルプール、メンテナンス・パフォーマンス・ツールボックス、健康管理ツール、電子フライトバッグなどを契約、導入します。また、ボーイングと契約する各社がアクセスできる、部品やコンポーネント、ライン整備での交換可能ユニットを利用する予定です。