ボーイング、S7航空に初の737-8-MAXを納入 モスクワ線に投入

ボーイング、S7航空に初の737-8-MAXを納入 モスクワ線に投入

ニュース画像 1枚目:S7航空の737 MAX
© S7 Airlines
S7航空の737 MAX

ボーイングは2018年10月15日(月)、ロシアのS7航空へ初めての737-8-MAXを納入したと発表しました。この機材はリース会社エア・リース・コーポレーション(ALC)がS7航空と契約しており、製造番号「43302」、機体記号(レジ)「VQ-BGW」として登録されています。

S7航空はロシアで初めて737-8-MAXを運航する航空会社です。同社は21機の737-800を保有していますが、機材強化の戦略として今後、数年間で10機の737MAXを導入する予定です。この737-8-MAX初号機は、ノヴォシビルスクを拠点に運航し、さっそくモスクワ・ドモジェドヴォ線に投入される予定です。

737-8-MAXは標準構成で最大178席が搭載できますが、S7航空はビジネス8席、エコノミー168席の計176席仕様を採用しています。機内は、ボーイング・スカイインテリアが採用されており、各シートはタブレットやスマートフォンの利用に対応するUSBソケットを備えています。

ボーイングは、737 MAXで航空会社104社から計4,700機を受注し、同社の単通路機でもっとも速く契約機数が伸びている機種となっており、特に燃料使用量と排出ガスが従来の飛行機に比べて14%削減し、座席あたりの運航コストは8%上回るメリットがあります。

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