モルディヴのマンタエア、ATR 72-600導入へ 短い滑走路で利用

モルディヴのマンタエア、ATR 72-600導入へ 短い滑走路で利用

ニュース画像 1枚目:ATR イメージ
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ATRは2018年10月22日(月)、航空機リース会社のノルディック・アビエーション・キャピタル(NAC)を通じ、モルディブで準備中の新たな航空会社のマンタエアにATR72-600を2機、引き渡すと発表しました。NACはマンタエアに1機目を11月、2機目を年末前までに引き渡す計画です。

マンタエアは、マレのヴェラナ国際空港を拠点に、ダァール環礁のダァール空港、バア環礁のダラヴァンドゥ空港、サーゥ環礁のシマラフューシ空港を結ぶ計画です。同社は、モルディヴ国内線で最高の安全基準を確立、維持し、楽しいフライトを簡便に提供することをめざしており、 ATRの導入で旅客へ最高レベルの快適性を提供する考えです。モルディヴの航空会社によるATR 72-600の導入はこれが初めてとなります。

ダァール空港は1,800メートル、シマラフューシ空港は1,200メートル、ダラヴァンドゥ空港は1,189メートルの滑走路長で、ATR 72-600の導入は運航コスト面と快適性に加え、利用する飛行場の離着陸の観点も勘案された要件に合致し、導入に至っています。これを受けてATRは、効率性の高い機材で1,200メートルと短距離の滑走路で運航される性能についてもアピールしています。

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