関空の18/19冬スケジュール、国際線は開港以来初の週1,400便超

関空の18/19冬スケジュール、国際線は開港以来初の週1,400便超

関西エアポートは、2018/19年冬スケジュールについて国際線が開港以来初めて週1,400便を超え、2019年3月のピーク時には過去最高の週1,451便になると見込んでいます。

過去最高となる要因は、東南アジア路線の新規就航や増便に加え、中国方面のネットワークの拡充にあります。2017/18年冬スケジュールに比べ週95便が増加、2018年夏スケジュールに比べ週69便の増加が予想されています。このうち、旅客便は週1,309便で過去最高、貨物便は週142便で冬スケジュールとして過去6番目の便数です。

東南アジア方面は、ベトナム航空がダナン線を週7便就航、ベトジェットエアが新たに就航し、11月からハノイ線を週7便、12月からホーチミン線を週7便で運航します。タイからノックスクートが新規参入し、バンコク・ドンムアン線を週4便で運航します。東南アジア路線は、これらにより週177便、2017/18冬と比べ24便の増加です。

ヨーロッパ方面は、週5便運航のフィンエアーがヘルシンキ線を週7便のデイリー運航とするほか、エールフランス航空、KLMオランダ航空、ルフトハンザ・ドイツ航空もそれぞれ昨冬から週1便ずつ増便します。ヨーロッパ路線は週26便で、2017/18冬と比べ5便増となります。

中東方面では、エミレーツ航空がドバイ線の機材をA380に変更し、提供座席数が増加するほか、オセアニア方面では12月からカンタス航空がシドニー線を週1便を増便し、中長距離路線でもネットワークが拡大します。

近距離路線では、厦門航空が杭州線を週5便で就航、山東航空が済南線を週7便増便、天津航空が週14便に天津線を増便します。これにより、中国本土路線は週369便、2017/18冬と比べ33便増となります。

フルサービスは792便、格安航空会社(LCC)は517便で、LCCの割合は39.5%となっています。

■2018/19年冬スケジュール主な変更
<旅客便>
ベトナム航空:ダナン線<新規>週7便(10/28〜)
厦門航空:杭州線<新規>週5便 (10/28〜)
山東航空:済南線<新規>週7便 (10/28〜)
天津航空:天津線<増便>週14便 (10/28〜)
チャイナエアライン:高雄線<増便>
   週11便 (10/28〜)
カンタス航空:シドニー線<増便>
   週4便 (12/9〜)
エミレーツ航空:ドバイ線<A380投入>
   週7便 (10/28〜)
シンガポール航空:シンガポール線
   <A380投入>週14便 (10/28〜)
香港エクスプレス:香港線<増便>
   週40便 (10/28〜)
ノックスクート:バンコク・ドンムアン線
   <新規>週4便 (10/29〜)
ベトジェット:ハノイ線<新規>
   週7便 (11/8〜)
ベトジェット:ホーチミン線<新規>
   週7便 (12/14〜)
チェジュ航空:務安線<新規>週7便 (12/15〜)
<国際貨物便>
シルクウェイ・ウエスト・エアラインズ:
   バクー線<増便>週2便(9/29〜)
フェデラルエクスプレス:各路線
   <増便>週58便(10/28〜)
中国国際貨運航空:上海線<増便>
   週8便 (10/12〜)
期日: 2018/10/28 〜 2019/03/30
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