築城のF-2戦闘機2機が空中接触、無事帰還

築城のF-2戦闘機2機が空中接触、無事帰還

ニュース画像 1枚目:築城基地所属のF-2 イメージ
© 航空自衛隊 築城基地
築城基地所属のF-2 イメージ

航空幕僚監部は2018年11月2日(金)、飛行中のF-2戦闘機の2機が空中接触する事案が発生したと公表しました。これは第8航空団所属のF-2戦闘機が、14時53分ごろに築城基地を離陸し、洋上での訓練を終了し相互外観点検を実施中の15時53分ごろに発生したものです。

築城飛行場から西におよそ200キロメートル付近の洋上に設けられている訓練空域で、1番機と2番機の機体の一部が接触したものです。損傷の程度は1番機が垂直尾翼上部に一部、2番機は左主翼下のミサイルランチャーの一部損傷と外装燃料タンクに擦り傷が確認されています。2番機は接触時、ミサイルは搭載していませんでした。

このインシデントの後、1番機は16時22分ごろ、2番機は16時30分ごろ、それぞれ築城基地に着陸しています。空自は現在、細部は調査中としており、現時点で部外に被害は確認されていません。

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