日本トランスオーシャン航空、臨時便などで供給増も旅客収入は前期比減

日本トランスオーシャン航空、臨時便などで供給増も旅客収入は前期比減

日本トランスオーシャン航空(JTA)は2018年11月6日(火)、2019年3月期中間決算を公表しました。これによると、売上高は前期比98.4%の212億円、営業利益は88.8%の48億円、経常利益は87.3%の49億円、四半期純利益は95.0%の35億円でした。

売上高のうち、旅客収入は前期比98.2%の182億円、有償旅客数は96.4%の144万人と競合他社の路線拡充による厳しい競争環境にあります。JTAは現在、737-800への機材更新を進め、旅客需要に応じた臨時便の設定を通じ提供座席数の増加、需要喚起を展開しています。ただし、台風の影響や西日本集中豪雨、関西国際空港の閉鎖、北大阪地震、北海道胆振東部地震と、相次ぐ自然災害の影響から、旅客数とそれに伴う収入が減少したとみています。

一方で、営業費用は増大したものの、沖縄らしさを添えた「JAL SKY NEXT」の拡大、機内Wi-Fiの無料サービス継続などを通じた機内サービスの品質向上に取り組んでいます。特別塗装機「空手JET」や「AMURO JET」でも、沖縄から全国へPRを展開しています。

メニューを開く