エアバスは2018年11月6日(火)、トゥールーズでA330-800初号機で初飛行しました。この試験飛行機は、製造番号(msn)「1888」で機体記号(レジ)は「F-WTTO」で登録されています。
A330-800はA330neoの2機種の1つで、2017年10月19日(木)に初飛行したA330-900に続く開発です。トゥールーズ・ブラニャック空港を10時31分に離陸、南仏と大西洋をめぐる空域をおよそ4時間の飛行後、14時36分に着陸しました。A330-800は、A330-900より小型の機材で、型式証明の取得まで300飛行時間を重ねる予定です。
A330neoプログラムは、A330ceoの経済性、汎用性、信頼性を基盤としたワイドボディー機として2014年7月に発表、燃料消費量は14%削減をめざしています。A330-800とA330-900は、3クラスでの標準座席仕様で257席と287席を搭載できます。
新たに飛行したA330-800はクウェート航空がローンチカスタマーとなる予定です。