スカイマークが陳謝、運航乗務員のアルコール検査陽性反応で遅延

スカイマークが陳謝、運航乗務員のアルコール検査陽性反応で遅延

ニュース画像 1枚目:アルコール検査機 イメージ
© スカイマーク
アルコール検査機 イメージ

スカイマークは2018年11月14日(水)、羽田発SKY705便の新千歳行きに乗務予定の機長から、アルコール検査で陽性反応が確認されたと公表しました。マウスピースを使用し、呼気を集中的に吹き込み数値を検出する詳しい検査を実施しようとしたところ、その場にいた乗務員、運航支援者とも計測機器の取り扱いに不慣れで数値測定ができず、安全を重視して機長を交替しました。

これに伴い、当該便は予定よりおよそ23分遅れで羽田を出発することとなりました。スカイマークは搭乗客や関係者に対して、「ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません」と陳謝しています。

のちに実施した当該機長へのアルコール検査では、9時37分時点で陽性反応が検出されアルコール濃度は0.10ミリグラム/リットル(mg/L)、10時6分時点は0.08mg/Lでした。スカイマークでは、乗務不可の基準値は0.15mg/L以上で、乗務基準内の数値であったものの、同様の事態が発生しないよう、飲酒に関する社内規定の徹底など、再発防止に向けた取り組みを行う方針です。

期日: 2018/11/14
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