ATR予測、日本市場で2025年までに100機の需要 地方創生で

ATR予測、日本市場で2025年までに100機の需要 地方創生で

ニュース画像 1枚目:日本市場で100機の需要!? 日本エアコミューターに導入されたATR-72-600
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日本市場で100機の需要!? 日本エアコミューターに導入されたATR-72-600

ATRは2018年11月15日(木)、来日したステファノ・ボルテリCEOが東京で記者会見し、2025年までに日本でおよそ100機のターボプロップ機が必要と市場規模の予測を披露しました。これは日本国内の地域間の交流人口の増大や観光開発を継続的に展開するなど「地方創生」への対応を基に算出した機数です。

ボルテリCEOは、日本市場は最先端の技術、効率性、環境保護を意識し、ATRは運用コストが低く、環境負荷が抑えられ、最新の快適な客室を備えるATR-600シリーズは洗練された日本市場のニーズに合致すると売り込んでいます。現在、日本でのATRは天草エアラインと日本エアコミューター(JAC)のリージョナル航空の2社が導入しており、これは今後10年間の成長の可能性を示す重要な事実でもあるとの認識を示しています。

100機の市場予測は、ラグビー、オリンピックと世界的なスポーツイベントの開催国でもあることから、日本への関心の高まりにあわせ、地域への観光の増加、世界遺産への訪問需要など地方間を結ぶアクセス手段として潜在需要があるとしています。また、ATRはジェット機では離発着ができない短距離滑走路でも運航できることもメリットにあげ、その柔軟性もアピールしています。

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