ANA、飲酒対策を航空局に報告 アルコール検査体制を強化

ANA、飲酒対策を航空局に報告 アルコール検査体制を強化

全日空(ANA)を含むANAグループは2018年11月16日(金)、運航乗務員の飲酒による体調不良で、乗務予定5便の出発が遅延した事象に関連し、国土交通省航空局に飲酒対策を報告しました。ANA便として運航するANA、ANAウイングス、エアージャパンの3社合同での対策です。

飲酒に関連する追加対応策として、運航乗務員には乗務前の飲酒に関する自己管理の徹底と強化を掲げ、これまでの乗務12時間前以降の飲酒制限に加え、飲酒量に関する社内規則で明文化しました。また、日常で使用できる呼気検査器を全ての運航乗務員へ貸与するほか、アルコール教育プログラムを見直し、アルコールカウンセリング窓口をグループ会社に展開します。

また、乗務前のアルコール検査体制を強化し、ストロー式呼気検査器へ更新すると同時に国内外のすべての出発地空港へ配備します。検査体制も全空港でアルコール検査時に第三者が立合うこととし、確認記録の管理も徹底します。

運航乗務員以外で航空機の運航の安全に携わる客室乗務員、整備スタッフ、運航管理者も始業時に酒気確認を実施し、航空従事者が所属する全事業所にストロー式呼気検査器を配備します。さらに、空港構内で車両運転に従事するグループ社員も対象に、車両乗車前のストロー式呼気検査器での確認を実施します。

ANAは今後、運航乗務員だけでなく航空機の安全に携わるグループ社員のアルコールに関する自己管理を組織的に支援し、不正の余地を残さないチェック体制の構築などの再発防止策を講じ、グループ一丸で安全運航の堅持と信頼回復に努める方針です。

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