世界初のA330neo、TAPポルトガル航空に納入

世界初のA330neo、TAPポルトガル航空に納入

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世界初のA330neo、TAPポルトガルに納入

エアバスは2018年11月26日(月)、TAPポルトガル航空に世界初のA330neoを納入しました。A330の最新世代の機材で、これまでのA330-200、A330-300の性能を引き継ぎながら、経済性が向上、航続距離は延長、新たな客室タイプのエアスペースキャビンを導入し、快適さが高められています。TAPポルトガルは2019年末までさらに19機を導入し、A330-900を20機導入する計画です。

1機目のA330-900はアヴァロンがリースした機材で、機体記号(レジ)「CS-TUB」で登録されています。座席はビジネスが34席、エコノミープラスが96席、エコノミーが168席と、3クラスで計298席を装着しています。これまでのA330と比べ、旅客個人のスペースが拡大しているほか、荷物を収納するオーバーヘッドビンが拡大しています。また、最新の照明を採用し、最新の機内エンターテイメントシステムを提供します。この機材は、ポルトガルとアメリカ大陸、アフリカを結ぶ路線に投入される予定です。

A330neoは、これまでのA330とA350 XWBに導入された技術を活用し、高効率の新たなロールスロイス・トレント7000エンジンを搭載し、空力性能を高める新型シャークレットを採用した新たな主翼を搭載しています。新たな複合ナセル、チタンパイロン、最新の空気吸入技術の採用など、最先端の空気力学や音響の研究の成果がA330neoに積み込まれています。

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