ブリティッシュ・エアウェイズ、767を完全退役

ブリティッシュ・エアウェイズ、767を完全退役

ニュース画像 1枚目:定期便最終のクルーとG-BZHA
© BRITISH AIRWAYS
定期便最終のクルーとG-BZHA

ブリティッシュ・エアウェイズは2018年11月26日(月)、同社が保有する767を完全退役しました。最後の商用飛行はラルナカ(キプロス)発ヒースロー着のBA663便で、最後のフライトでウェールズのセント・アサンへ向かいました。使用された機材は、機体記号(レジ)「G-BZHA」でした。

ブリティッシュ・エアウェイズは1990年2月、パリへの定期便として767を初の定期便に投入、これ以来の運航便数は42万5,000便を超えます。この機材は、フランクフルト線に使用されたほか、アブダビ、カルガリー、ニューヨーク線など長距離路線にも投入されていましたが、近年はアテネ、ラルナカ線など短距離路線や一部のイギリス国内線で使用されていました。

この退役と入れ替わるように、ブリティッシュ・エアウェイズは11月15日(木)に30機目の787ドリームライナー「G-ZBJM」を迎え、二酸化炭素や窒素酸化物の排出を抑え、効率の良い機材を導入しています。また、年末には初のA350-1000を受領する予定です。

定期便のラストフライトに使用された「G-BZHA」は1998年に初飛行し、これまで推定2,300万マイル、3,701.5万キロメートルを飛行しています。ラルナカには900回、アテネには1,275回、それぞれ往復を記録し、推定で23,000回のフライトで400万人の旅客を輸送しました。

期日: 2018/11/26まで
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