ボーイング、中国の航空会社に2,000機目を納入 半分は5年で達成

ボーイング、中国の航空会社に2,000機目を納入 半分は5年で達成

ニュース画像 1枚目:特別ロゴが施された機首部分
© Boeing
特別ロゴが施された機首部分

ボーイングは2018年11月30日(金)、厦門航空に中国の航空会社として2,000機目のボーイング製航空機を引き渡しました。機体記号(レジ)「B-1136」として登録された737-8-MAXです。ボーイングは、このマイルストーン達成とそのペースは、世界最大の商用機市場の成長が加速していることを反映しているとコメントしています。

中国の航空会社に40年をかけてボーイングは1,000機を引き渡していますが、この5年でさらに1,000機を納入しています。これはボーイングが製造する商用機4機のうち1機が中国の航空会社に納入されている状況です。納入機数は中国の航空会社による直接購入、リース共に含むものですが、急速に市場が成長するペースを示すものとなっています。

引き渡しされた「B-1136」には、2,000機目を記念し、その機首部分に「2000th Boeing Aircraft for China」と記された特別ロゴが施されています。

ボーイングは中国の商用機は今後20年間で倍増すると予想しており、2038年までに1兆2,000億ドルに相当する7,690機の新型機が必要と試算しています。市場の急速な成長を受け、ボーイングは中国商用飛機(COMAC)と共同で舟山普陀山空港の隣接地に737 MAXのデリバリーセンターを設け、中国の航空会社向けに737 MAXの機内装備の作業と塗装作業を行う予定です。

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