日本貨物航空、747-8Fの投入は2012年8月

日本貨物航空、747-8Fの投入は2012年8月

日本貨物航空(NCA)は、2012年度からの3年間の中期経営計画「Phoenix Rising Plan(PRP)」を策定、747-8F型の就航時期などを含めた計画を発表しました。

これによると、747-8Fの市場投入は、2012年8月でアメリカ西海岸への就航を計画。すでに機体はボーイングでのテストなどでフライトしており、機体番号(レジ)「JA11KZ」、「JA12KZ」の2機が2012年度にデリバリーされると見られます。これ以降、順次、747-8Fの導入を進め、2013年度に5機、2014年度に8機の保有を計画しています。

また、保有機材は747-400F、747-8Fをあわせ、2012年度に12機、2013年度に15機、2014年度に18機になり、このうち自社運航機材は2013年に9機、2014年に10機を計画しています。747-400Fは順次、自社運航から外し、主にジョイントベンチャー、リースなど海外権益を活用する事業にあてる戦略的機材としています。

NCAでは今後、日本以外での輸送権益を使った路線を計画、アジア/ヨーロッパ間、ヨーロッパ/南米間、ヨーロッパ/北米間のネットワークを構築するとしています。

メニューを開く