千葉県、12月8日に関東ブロックDMAT訓練 ドクターヘリも活用

千葉県、12月8日に関東ブロックDMAT訓練 ドクターヘリも活用

千葉県は2018年12月8日(土)、平成30年度関東ブロックDMAT訓練を実施します。当日は千葉県庁、千葉大学医学部附属病院、日本医科大学千葉北総病院、下総航空基地などを会場に9時から15時まで訓練を実施します。

目的は災害時の医療提供体制を強化で、千葉県北西部地震発生を想定した関東ブロック1都6県の災害派遣医療チーム(DMAT)による訓練です。平成30年度幹事県は千葉県で、そのほか東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県などが参加、訓練規模はDMAT隊113チームと関係機関でおよそ600人程度です。

訓練の想定は、千葉県北西部を震源とする地震が発生し、訓練3日前に震度5強の前震、訓練1日前の6時に震度6強の本震が発生し、千葉、印旛、東葛北部、東葛南部の千葉県北西部の4医療圏で多数の傷病者が生じた状況です。関東ブロック1都6県のDMATが参集し、急性期の実動訓練や関係機関と連携した避難所の運営訓練などを実施します。

災害拠点病院にDMAT活動拠点本部を立て、県庁にDMAT調整本部と連絡調整、各都県DMATや関係機関と綿密な連携を通じ、病院の受援体制の確立、域内病院支援や航空医療搬送などを迅速に行います。

訓練では、航空搬送拠点(SCU)とする下総航空基地での航空搬送訓練、千葉県ドクターヘリによる患者搬送想定訓練、ロジスティックス訓練などを計画しています。

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