航空機リース会社のアヴァロンは2018年12月7日(金)、A320neoを75機、A321neoを25機、正式契約しました。アヴァロンがエアバスと交わした契約の中でも、最大規模の発注です。この正式契約により、アヴァロンとエアバスの契約は累計284機となり、単通路機は240機、ワイドボディ機は44機となります。機種はA321を含むA320ファミリー、A330neo、A350XWBなどです。
アヴァロンは今回の発注について、航空機リース業界でグローバル・リーダーとしての地位を確固たるものとし、さらに顧客となる航空会社への支援とA320neoファミリーの強い需要に対応する取り組みであると説明しています。
エアバスもこの大量発注を歓迎し、投資家、航空会社をはじめとする市場が効率性や信頼性をA320neoファミリーに寄せている証左だとコメントしています。さらにアヴァロンとの関係を引き続き強固なものとし、さらに発展させる意向です。
この契約により、アヴァロンの発注残機数は258機となり、航空機リース会社では最大となります。なお、アヴァロンの発注関連の機数は香港アビエーション・キャピタルを含むほか、旧CITリーシングの発注分も含まれています。