ボーイングは2018年12月11日(火)、ロイヤル・エア・モロッコに初の787-9ドリームライナー、機体記号(レジ)「CN-RAM」を納入しました。ロイヤル・エア・モロッコは787-8に続き、2機種目の787の導入となります。この機種は、787-8より多くの座席を提供し、航続距離が長いことから、ボーイングは同社の国際線の成長に寄与するとコメントしています。
ロイヤル・エア・モロッコはワンワールドへ正式加盟を公表しており、787-9の導入は保有機の近代化戦略と同時に、ネットワーク拡充にも一躍を担うとコメントしています。同社は今後、さらに3機を追加し、計4機の787-9で運航します。
同社は2015年に地中海地域の航空会社として初めて787-8を導入しました。このドリームライナーは燃料を20%削減し、排出ガスを削減し、本拠地のカサブランカ発着でワシントンD.C、マイアミ線など新たな直行便を開設しています。
新たな787-9は、787-8と比べ28席多い302席仕様で、航続距離は14,140キロメートルです。ロイヤル・エア・モロッコは787-9をパリ・オルリー、ニューヨーク、サンパウロ線に投入する計画です。この787-9は、現代のモロッコ文化を反映させた特別塗装を施します。