ヴァージン・ギャラクティックは2018年12月13日(木)、スペースシップ2「VSSユニティ」で宇宙空間を飛行し、モハーヴェの宇宙基地に着陸しました。基地にはヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長も宇宙飛行の成功から帰還するVSSユニティ、機体記号(レジ)「N202VG」を出迎えました。
「VSSユニティ」は、1機目のスペースシップ2、「VSSエンタープライズ」の墜落事故を受け、新たにヴァージン・ギャラクティックが導入した機体です。今回の飛行は高度1万3,000メートル付近で切り離され、ロケットエンジンで音速の約3倍に加速、高度83キロ付近で無重力状態に到達し、再び地上へと戻ってきました。
ヴァージン・ギャラクティックは、宇宙旅行が民間企業によって運営、かつ再利用ができる機体を活用し、宇宙旅行を個人に提供する新たな時代に入ると同時に、激化する宇宙旅行の競争で最初の事業化に道を開いたとコメントしています。