日本空港無線サービス(NAR)は2018年12月19日(水)、中部国際空港(セントレア)での空港MCA無線サービス事業の事業譲渡について合意、契約締結したと発表しました。
空港MCA無線サービスは、旅客案内や警備、グランドハンドリングなど空港地上業務の連絡で使用されるデジタル無線電話サービスです。専用の周波数とシステムを用いており、災害に強い特徴があります。日本では、成田、羽田、関西、那覇の4空港で稼働しています。
現在は国際標準となっている欧州電気通信標準化機構で標準化された公共安全向け業務用デジタル通信方式のTETRA方式へ置き換えが進んでいます。NARは、セントレアの空港MCA無線システムをTETRA方式のシステムに設備更改し、2019年7月に事業譲渡を完了する予定です。