経済産業省とボーイングは2019年1月15日(火)、将来の航空機の技術協力について合意書に署名しました。航空機分野で日本とボーイングが長年にわたり築いた相互信頼に基づき、ボーイングが製造する将来の航空機で競争力強化と日本の航空機産業のさらなる発展をめざし、経産省とボーイングは新たな技術分野での協力を強化していきます。
この合意書に基づき、航空機に関する電気推進に必要な電動化技術、複合材製造技術、自動化技術などについて協力し、経産省はこれらの協力分野で適切な可能性のあるパートナーの特定、ボーイングへの紹介、日本企業に対する支援を実施します。また、ボーイングは将来の航空機輸送に関する戦略的ビジョンの情報提供と技術の実用化に向けた努力を通じ、協力を強化します。
電動化技術は軽量な蓄電池、モーターまたはコントローラなど、複合材製造技術は高レートで低コスト、自動化技術では生産性向上に寄与することをめざしています。この合意書は、2024年12月31日まで有効です。