ロシア海軍のIl-38N対潜哨戒機、1月17日に日本海を飛行

ロシア海軍のIl-38N対潜哨戒機、1月17日に日本海を飛行

ニュース画像 1枚目:ロシア海軍 Il-38N対潜哨戒機「RF-75322」
© 統合幕僚監部
ロシア海軍 Il-38N対潜哨戒機「RF-75322」

統合幕僚監部は2019年1月17日(木)、ロシア機IL-38哨戒機1機が日本海を飛行した事案を公表しました。航空自衛隊の戦闘機がスクランブル発進し、対応しました。これによる領空侵犯などはありませんでした。

統合幕僚監部が公開している画像によると、IL-38は「RF-75322」で機首部分に平板状のアンテナを装備したロシア海軍のIl-38N対潜哨戒機とみられます。この「RF-75322」は東経135度線の西側を直線的に南下し、方向を北北東に変え、能登半島の沖合から佐渡島付近で楕円状に飛行した後、北進し、ウラジオストク方面へ向かいました。

「RF-75322」はアップグレードされたIl-38N対潜哨戒機で、ウラジオストクの西、ナホトカの北東に位置するニコラエフカ航空基地を拠点とする第289独立混成対潜航空連隊の所属機とみられます。この機体は2017年10月3日(火)、日本海を飛行した事案でも確認されています。

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