カタール航空、発注済み機材をA321LRに変更 10機分

カタール航空、発注済み機材をA321LRに変更 10機分

ニュース画像 1枚目:カタール航空 A321LR
© AIRBUS S.A.S.
カタール航空 A321LR

カタール航空は2019年1月31日(木)、エアバスに発注済みA321neoの50機について、10機分を航続距離が長いA321LRへ変更すると公表しました。

A321LRはA321neoの派生機種で、追加燃料タンクを搭載し、最大離陸重量が高めらており、A321neoより長い距離を飛行できます。カタール航空は、ドーハを拠点にワイドボディ機の需要を満たすことができず、A320、A321でも対応できない都市を結ぶため、A321LRを使用し新たな成長市場を開拓する計画です。

カタール航空は、ネットワークの拡大と供給座席数の精緻な分析に基づき、A321LRへの変更を決定したと説明し、2020年に初号機を導入します。エアバスもこの変更を歓迎し、A321LRはカタール航空に新たな柔軟性を提供し、より最適なパフォーマンス、効率性を提供するため同社をサポートします。

A321LRは、最大4,000海里、およそ7,400キロメートルを飛行でき、単通路機でもっとも長い航続距離を誇ります。仕様は一般的な2クラスでは最大206席、モノクラス仕様では244席を装備できます。

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