皇位継承に伴う一連の儀式、ドローン含む飛行自粛 各所で警備強化も

皇位継承に伴う一連の儀式、ドローン含む飛行自粛 各所で警備強化も

政府は2019年4月30日(火・祝)の天皇陛下の退位、翌5月1日(水・祝)の皇太子殿下の新天皇即位に伴う儀式の準備を進めており、このうち航空局は警視庁などを通じ、関係空域の飛行自粛を通知しています。

一連の行事のうち、2月24日(日)に「天皇陛下御在位三十年記念式典」開催にあわせ、皇居や国立劇場の外周500メートルとその上空の飛行自粛が要請されています。このエリアでは、2月24日(日)9時から15時30分まで管理強化と通報連絡が呼びかけられており、飛行自粛はこのうち13時から15時30分です。警視庁はヘリコプターにより上空からの警備を実施するとみられます。

今後は4月30日(火・祝)に「退位礼正殿の儀」、5月1日(水・祝)に「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」、10月22日(火・祝)には「即位礼正殿の儀」や「祝賀御列の儀」、さらに2020年4月19日(日)には「立皇嗣宣明の儀」が予定されています。これら皇位継承に伴う一連の儀式にあわせた警備強化として、ドローンなど無人航空機を含む近隣空域の規制、空港での警備とハイジャック防止対策、鉄道などの交通機関での警戒強化の実施が予想されます。

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