ボーイングとバンブー・エアウェイズ、787-9の10機購入を契約

ボーイングとバンブー・エアウェイズ、787-9の10機購入を契約

ニュース画像 1枚目:バンブー・エアウェイズ イメージ
© Boeing
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ボーイングとバンブー・エアウェイズは2019年2月27日(水)、787-9の10機購入契約を締結しました。同日にハノイで調印式が行われ、式典にはトランプ大統領とベトナム共産党中央委員会のグエン・フー・チョン書記長が出席しました。契約は、カタログ価格で30億ドルです。

バンブー・エアウェイズは2017年に設立、2019年1月にハノイ/ホーチミン線で運航を開始しており、2019年にベトナム国内線で最大40路線を運航する計画です。さらに、アジア、ヨーロッパ、そして北米などに路線展開をめざし、このうちタイ、韓国、シンガポール、日本、台湾、オーストラリアとベトナム間で国際線を運航する準備を進めています。

親会社のFLCグループは、長期的なビジョンとしてベトナムとアジア、ヨーロッパ、北米の主要都市と定期便を運航する計画を示しています。787の導入で長距離路線を運航でき、この機種の導入で旅客に優れたサービスを提供しながら、経済性や効率性を保ちつつ、ベトナム経済の成長に貢献できるだろうとコメントしています。

787-9は全長63メートルで、標準的な2クラス構成で290席を装備し、最大14,140キロメートルを航行可能です。現在、787は75社から1,400機以上の受注を獲得しており、史上最速で契約を獲得するワイドボディ機です。すでにおよそ800機が定期便に投入されており、その燃費効率性の高さから航空各社は330億ポンドの燃料を節約できたと推計されています。

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