三菱航空機、新たな役員体制を発表 初号機納入に向けた開発を推進

三菱航空機、新たな役員体制を発表 初号機納入に向けた開発を推進

三菱航空機は2019年3月7日(木)、4月1日(日)付の役員、組織体制を変更します。2019年度の役員体制は、水谷久和社長が引き続き、MRJプログラムを直轄する三菱重工業の宮永俊一新会長のもと、三菱航空機を統括します。

最高開発責任者(CDO)兼プログラム推進本部長はアレックス・ベラミー氏が務め、4月1日(日)付で社長直属として、製品開発、カスタマーサポート、将来の事業設計を含むグローバル戦略の立案と実行に専念します。

三菱重工業で航空機製造に携わってきた立岡寛之氏は、プログラム推進本部の副本部長から本部長に昇進と同時に三菱航空機の執行役員に就任し、2020年半ばに全日空(ANA)への初号機納入をめざし、MRJの開発やプログラムマネジメントとエンジニアリングに関わるガバナンス強化を図ります。このほか同社の業務管理とコーポレートガバナンスの強化のため、業務部長の桝谷啓介氏が執行役員に昇進します。

なお、今回の組織体制見直しで、篠原裕一執行役員CEO、これまでの開発を牽引してきた岸信夫・取締役副社長執行役員、伊東完二執行役員が退任します。

期日: 2019/04/01から
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