イスタンブール発着の旅客便、4月6日にアタテュルクから新空港に移行

イスタンブール発着の旅客便、4月6日にアタテュルクから新空港に移行

ニュース画像 1枚目:イスタンブール空港
© İGA
イスタンブール空港

ターキッシュ・エアラインズは2019年4月6日(土)、イスタンブールを発着する旅客便をアタテュルク国際空港からイスタンブール空港に移行します。移行作業は、4月5日(金)3時から4月6日(土)23時59分まで45時間にわたり続きます。アタテュルク国際空港を発着する定期便は、4月6日(土)2時から14時にかけて終了します。

この移行作業について、ターキッシュ・エアラインズは航空史上で最大の移行になるといい、新空港に移管される機器はサッカー場33面分に相当、世界に見守られながら新たなイスタンブール空港での朝を迎えると紹介しています。

アタテュルク国際空港を出発する最終便はシンガポール行きです。また、イスタンブール空港は4月6日(土)14時以降に本格運用し、初便はアンカラ行きの予定です。イスタンブール空港を出発するフライトは計画に従い、段階的に増やします。

この移転に伴い、アタテュルク国際空港からイスタンブール空港に約47,300トンの機器が輸送されます。およそ44トンの航空機牽引装置から繊細な材料に至るまで、45時間かけてトラック、1,800名のスタッフで運搬し、その距離は40万キロメートルに達する見込みです。この距離は地球10周に相当します。

この作業でもっとも大きな変更は、4月6日3時にイスタンブール空港のIATAコードが「ISL」から「IST」となり、アタテュルク国際空港は「IST」から「ISL」にそれぞれ交換されます。新たなアタチュルク空港「ISL」は、貨物、VIP旅客向けのフライトを受け入れます。

アタテュルク国際空港からイスタンブール空港への移転は、2018年10月末の予定でしたが、一部便の運航に止まり、2019年1月の移行も後倒しとなり、改めての本格移行の決定となりました。

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