アトラン・アヴィアトランス、ロシア初の737-800BCFで運航開始

アトラン・アヴィアトランス、ロシア初の737-800BCFで運航開始

ニュース画像 1枚目:手前が737-400F、奥が737-800BCF
© Volga-Dnepr
手前が737-400F、奥が737-800BCF

ヴォルガ・ドニエプル・グループのアトラン・アヴィアトランス・カーゴ・エアラインズは2019年3月20日(水)、GEキャピタル・アヴィエーション・サービス(GECAS)からリースで導入した737-800BCFの運用を開始したと発表しました。これにより、同社は5機体制で運航します。

この機体は製造番号(msn)「32616」で、機体番号(レジ)「VQ-BFS」として登録されています。2002年8月に初飛行し、ATAやインドのジェットエアウェイズ、タイのノックエアで使用され、旅客機から貨物機に改修されました。最大積載量は23トン、航続距離は3,700キロメートルです。胴体横に貨物扉が設けられており、最大で11パレットを搭載可能です。

2018年12月に受領後、ロシアで737-800BCFの型式証明を取得し、同社はロシアで初めてこの機種を運航します。アトランは、737-800の運航性能から、貨物輸送で顧客に解決策をより多く提示できると導入を歓迎しています。

「VQ-BFS」はモスクワ・ブヌコボ国際空港からノリルスクとヤクーツクを結ぶ初便をすでに運航しており、生鮮食品、一般貨物、電子商取引による荷物を含め、シベリアや極東地域に必要不可欠な消費財を輸送しました。今後はロシアとCISやヨーロッパの間のルートを結ぶ路線に投入されます。

ヴォルガ・ドニエプル・グループは、An-124-100、Il-76TD-90VD、747F、737-400Fに加え、新たに737-800BCFを加え、グループでの航空貨物ソリューションを拡大します。

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