防衛省統合幕僚監部は2019年4月3日(水)、ロシア海軍艦艇による対馬海峡の航行を確認したと発表しました。海上自衛隊佐世保基地の第8護衛隊所属、護衛艦「きりさめ(DD-104)」が確認しています。「きりさめ」には通常、SH-60J/K哨戒ヘリコプターが搭載されています。
確認された動きは、4月2日(火)11時ごろ、ロシア海軍ウダロイI級駆逐艦2隻の艦番号「564」と「572」、ドゥブナ級補給艦1隻の計3隻が上対馬の北東約120キロメートルの海域を南西進していました。これら3隻はその後、対馬海峡を南下し、東シナ海に向けて航行したことが確認されています。