全日空(ANA)は2019年3月29日(金)、チャールストンで787シリーズで最長の胴体の最新機種、ボーイング787-10を日本の航空会社として初めて受領しました。初号機の機体記号(レジ)「JA900A」は3月30日(土)に羽田に到着しており、4月26日(金)から成田/シンガポール線、7月1日(月)には成田/バンコク線に投入されます。
この機種はビジネス38席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー235席、計294席の国際線仕様機です。787-9は246席または215席、787-8は240席、184席または169席で国際線を運航しており、787ファミリーの全3機種で787-10はもっとも多い座席数を搭載しています。ANAは2020年度末までに、計3機を受領する予定で、東南アジア路線に投入する計画です。
東南アジア路線にANAはこれまで保有していなかった300席規模の最新鋭機を加え、アジア地域の往来だけでなく、日本経由の三国間流動の需要に対応します。
■ANAの787-10による運航便 NH801 成田 18:05 / シンガポール 00:25 (+1) NH802 シンガポール 6:10 / 成田 14:20 (4/27〜)