ガルーダ・インドネシア、ビジネスクラスでVR体験を提供 羽田線でも

ガルーダ・インドネシア、ビジネスクラスでVR体験を提供 羽田線でも

ガルーダ・インドネシア航空は2019年4月、ビジネスクラス搭乗者を対象に、アジア太平洋地域で初となる機内バーチャルリアリティ(VR)体験ができる機内エンターテイメントサービスを試験導入していると発表しました。

VR設備を通じて、搭乗者は大人気の映画を180度または360度のアングルで楽しむことができます。1月から3月にかけて、ジャカルタ発着のマナド(インドネシア)、デンパサール(インドネシア)線、シンガポール線で、一部期間に試験導入されたほか、スカルノハッタ国際空港の第3ターミナルにある同社のエグゼクティブラウンジでもVR設備が導入されています。

搭乗者への満足度調査では、「とても満足した」が65%、「満足した」が20%で、計85%と大多数がVR体験設備に満足しているという結果を得ています。搭乗者の利用時間は平均1時間20分で、従来のコンテンツよりVRや3D仕様のコンテンツはより好まれている傾向があります。

このサービスが好評であることから、ガルーダ・インドネシア航空は複数の国内線、国際線で同設備の試用期間を拡大して提供する方向で、羽田/ジャカルタ線でも3月28日(木)から、この設備を導入しています。近い将来、同社はこのVR体験を公式に導入できるとの見通しも示しています。

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