アメリカ格安航空会社(LCC)のジェットブルーは2019年4月10日(水)、2021年にニューヨーク・JFK、ボストン発着でロンドン線を開設すると発表しました。ジェットブルーはニューヨークを拠点とし、ボストンでは最大の航空会社で、こられは同社初のヨーロッパ路線となります。
ロンドン側のどの空港に就航するかは現在確定していませんが、機材は、最新版のビジネスクラス「ミント(Mint)」を搭載した、単通路機のA321LRを使用します。
エコノミークラスで最も広い足元スペースを提供し、全席でテレビの生中継視聴、無料の機内Wi-Fi、無料のスナック・ドリンクや顧客サービスの良さでアメリカで有名なジェットブルーが大西洋路線マーケットに進出すると、レジャー、ビジネス旅行のいずれにとっても、顧客にフォーカスした低価格の旅行が提供されるようになり、新たな時代の幕開けとなると、ジェットブルーはコメントしています。
アメリカ東北部とロンロン間を結ぶ路線は、レガシーキャリアやそれらの巨大共同事業により、特にプレミアムキャビン、またジェットブルー曰く「平凡な」サービスに非常に高い航空価格が設定されていました。
現在、アメリカの航空会社では、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空が、ニューヨークからロンドン・ヒースロー空港に就航していますが、デルタ航空は2020年から、ヴァージン・アトランティック航空と提携し、ボストン、ニューヨーク・JFK発着でロンドン・ガトウィック線を再開すると、先日発表したばかりです。
また、ニューヨーク/ロンドン間では、ブリティッシュ・エアウェイズのみがニューヨーク・JFKからロンドンの複数空港に就航しており、ヒースロー、ガトウィック、ロンドン・シティ空港へフライトを運航しています。